三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

プロサッカーコーチに脱帽

2007年10月31日 | 2007年
ようやく胃腸が復帰しました。
アルコールを楽しむ気持ちになれないのは、
まだ100%ではないということではありますが。

さて、日経新聞火曜日の運動面に「スポートピア」というコラムがあります。
外部の人が何人か交代で担当しているのですが、
現在の執筆人の1人がプロサッカーコーチの山本昌邦さんです。
ジュビロ磐田やアテネオリンピック日本代表チームの監督を務めていたので
ご存知の方も多いでしょう。

昨日は山本さんの担当で「『クラブの時代』到来」というタイトルでした。
浦和レッズの活躍ぶりについて書いています。
確かこれで3~4回目だと思うのですが、
文章の上手さにいつも舌を巻いています。

例えばこんな記述。
 日本代表を旗艦として押し抱くこれまでの物語が力を失い、
 各クラブが自らの航路を行く個別の筋立てが始まった。

また、こんな表現も。
 勝てば勝つほど試合が増えて消耗は深まるが、
 大声援が選手の足を動かし続ける。

さらに、アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)に向けた浦和の準備について。
 先遣隊が敵地に三遍ばかり潜伏し、練習場、ホテル、食事やピッチ状態などを
 そっくり頭に入れてから、本隊が悠々と乗り入れるよし。
 スタッフの顔も誇りでぴかぴかだ。

私もジャーナリストという肩書きでプロとして文章を書きますが
こんな表現力豊かな文章はとうてい書けません。
山本さんは、もちろん論旨もしっかりしています。

他の多くのスポーツ団体に比べると、
日本サッカー界には話が上手い人が少なくありません。
長沼さん、岡野さん、会長の川淵さん。
Jリーグチェアマンの鬼武さんが初の公式スピーチをされたとき
予想以上の上手さに驚かされました。(鬼武さん、すみません。)

そして、またサッカーの世界で驚かされたのは、
山本さんの文章の上手さ。
現在の日本サッカー界は、
このように多様な才能を持つ人材が支えています。

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◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第191回実戦ゼミ◆◇◆
 「バレーボール金メダリストが取り組む難民支援活動」
  ◇ゲストスピーカー 白井貴子氏(バレーボール・モントリオール会)
  ◇会場:アーリーズテラス                  
  ◇日時:2007年11月7日(水)12:00~14:00          
   ※オブザーバーでのご参加も可能です。 

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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
   代表取締役 三ッ谷洋子
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ちょっとお休みします

2007年10月30日 | 2007年
ブログを読んでくださっている皆さんへ

食い意地が張っているせいか、
週末からちょと胃の調子を崩して体調不良。
あと少しでブログ復帰します。

(仕事は休んでいませんので、ご心配なく。)

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スポーツする映画たち

2007年10月26日 | 2007年
秩父宮スポーツ博物館が開催中の特別企画展「スポーツと映像」にあわせ、
シネマヴェーラ渋谷で「スポーツする映画たち」と題して
スポーツ映画を上映します。(11月3日~23日)

タイトルと出演者名を見るだけでも面白いので、ご紹介します。

*花の講道館(1953年) 出演:長谷川一夫、菅井一郎、山本富士子
*力道山の鉄腕巨人(1954年) 出演:力道山、安西響子、美雪節子
*不滅の熱球(1955年) 出演:池部良、司葉子、笠智衆

*まらそん侍(1956年) 出演:勝新太郎、トニー谷、嵯峨三智子
*黒帯三国志(1956年) 出演:三船敏郎、佐分利信、小堀明男
*一本刀土俵入り(1957年) 出演:加東大介、越路吹雪、田崎潤

*リングの王者 栄光の世界(1957年) 出演:宇津井健、池内淳子、中山昭二
*一刀斎は背番号6(1959年) 出演:菅原謙二、仁木多鶴子
*鉄腕投手 稲尾物語(1959年) 出演:稲尾和久、志村喬、浪花千栄子

*雷電(1959年) 出演:宇津井健、北沢典子、坂東好太郎
*続雷電(1959年) 出演:宇津井健、北沢典子、坂東好太郎
*東京オリンピック(1965年)

*おれについてこい!(1965年) 出演:ハナ肇、白川由美、淡島千影
*直撃地獄拳 大逆転(1974年) 出演:千葉真一、郷治、佐藤充
*世界最強の格闘技 殺人空手(1976年) 出演:大塚剛

*ボクサー(1977年) 出演:菅原文太、清水健太郎、具志堅用高
*野球狂の詩(1977年) 出演:木之内みどり、小池朝雄、桑山正一
*はみ出しスクール水着(1986年) 出演:清里めぐみ、森田水絵、川上雅代

計18本。古めの映画が多く、私が見たことのある映画は「東京オリンピック」だけ。
「おれについてこい!」は、東京オリンピックで金メダルを獲得した
「東洋の魔女」の育ての親・大松博文監督の話ということは、
当時を知る人ならピンとくるでしょう。

過半数を超える10本が柔道・相撲・ボクシングといった格闘技で占められています。
洋画と比べると、日本映画の特徴はさらに際立つことでしょう。
スポーツ映画における日本と海外の違いを研究をしてみるのも、
なかなか面白そうです。

追記:映画のチケットの半券で、博物館の入場が無料となるそうです。
(12月2日まで)

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オリンピックボイコットの呼びかけ

2007年10月25日 | 2007年
ソ連元外相でグルジアのシェワルナゼ前大統領が、
2014年のソチ冬季オリンピックのボイコットを呼びかけています。

今朝の読売新聞国際面の記事によると、
グルジア領アブハジア共和国からロシア軍が撤退しない場合
「ロシアから具体的行動を引き出すには、深刻なやり方しかない」と説明したそうです。

1980年のモスクワオリンピックは、
ソ連軍のアフガニスタン侵攻に対し、
米国のカーター大統領が西側諸国にボイコットを呼びかけました。

大会3カ月前の5月、私は「ナンバー」の仕事でソ連を取材しました。
アフガニスタンに国境を接するタジク共和国(現タジキスタン)では
新体操のメダル有望選手のインタビューをしました。
こんな中央アジアの町に、ソ連トップの選手がいることに驚きました。

次に訪れたのが、グルジア共和国(現グルジア)でした。
皆、とてもフレンドリーで楽しい人たちなのです。
首都トビリシにあるスポーツ協会を訪問すると、
長いテーブルの上には山盛りの果物と飲み物で大歓迎。

まだお昼前というのに何度も乾杯して、
会長は「アメリカのボイコットは残念だけれど、日本は参加してくれますよね」と、
念を押されたのを思い出します。

日本オリンピック委員会(JOC)は結局、最終的に政治的圧力に負け、
大会不参加を余儀なくされました。

そのグルジアから、今度は各国にオリンピックボイコットの呼びかけ。
全世界が注目する巨大イベントという性格上、
国際政治の駆け引きに利用されるリスクはいつの時代も同じです。

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日本総合格闘技協会

2007年10月24日 | 2007年
柔道のオリンピック金メダリスト・吉田秀彦が所属していたPRIDEが
消滅するという記事を読んだのは、つい最近のこと。

そんな格闘技界の衰退を食い止め、
活性化に取り組む新たな動きとして注目されるのが、
15日に設立を発表した日本総合格闘技協会です。

会長には日本レスリング協会の福田富昭会長が就任しました。
福田会長は現在、JOC(日本オリンピック委員会)理事で、
選手強化本部長を務めています。

20年ほど前から私が関心を持ってきたのは、
福田さんの女子レスリング強化作戦です。

このブログでも紹介したことがあると思いますが、
私費を投じて新潟・十日市の山奥に女子選手の合宿所を造ったり、
浜口京子選手の父親で元プロレスラーのアニマル浜口氏を
オリンピック代表のコーチとして招聘するなど、
アイディアと情熱で選手強化を推進してきました。

ところで日本総合格闘技協会の副会長は
ドン・キホーテ代表取締役会長の安田隆夫氏、
副理事長は木下工務店代表取締役の木下直哉氏です。

スポーツ団体の役員といえば、
そのスポーツをしてきた人たち固めるのが通例なので、意外な人選です。

運営・経営・イベントは株式会社ワールドビクトリーロードが行ないます。
代表取締役社長には木下氏が就任しました。
ビジネスに精通している人材の起用は、大きな可能性を感じさせます。

さらに、元警視総監の井上幸彦氏をコミッショナーとするコミッション委員会を設置して、
コンプライアンスの検証や総合格闘技事業の諸問題の検証、
経営方針に関する助言などを得る仕組みとしています。

今朝の日刊スポーツには、
「サッカーJリーグのように五輪で活躍した選手のプロ活動の場を提供したい」という
福田会長の言葉が紹介されていました。

これまで“群雄割拠”の状態にあったプロ格闘技の世界が、
大同団結に向け新しい時代を迎えようとしています。

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福岡県タレント発掘事業

2007年10月23日 | 2007年
毎日、国立スポーツ科学センター(JISS)情報研究部から
様々なニュースがメールで送られてきます。
先日、ちょっと目に留まったのが、福岡県タレント発掘事業の募集について。

10月8日にこの事業への参加申込が終了し、
過去最高の8,376人の児童・生徒が申し込みました。
応募したのは小学4年生から中学1年生まで。

内訳は小学4年生2,054人、5年生1,849人、
6年生1,688人、中学1年生2,785人です。
1次選考を通過した300人が、
11月10日、11日に開催される2次選考会に参加します。

最終的な倍率は各学年平均でなんと約127倍。
学年別の最高倍率は500倍を超えることになるようです。

福岡県は平成16年度にこの事業をスタートさせました。
県内に埋もれている素質のある子どもたちを発掘し、
一貫指導システムの強化育成プログラムで、
国際レベルの選手を輩出することを目指しています。
それにしても、福岡のこのスポーツ熱。

「愛ちゃんを超えた」と注目された
卓球の中学生日本代表候補の石川佳純選手や、
日本のゴルフ界で最も人気を集めている
高校生の石川遼選手などの活躍が、
この熱をあおる結果になっているではないかと推測しています。

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「スポーツと地域づくり」シンポジウム

2007年10月22日 | 2007年
さて、昨日のシンポジウムのご報告。
会場は千葉県香取市の佐原(さわら)文化会館。
「香取市」といっても、ピンと来ない人が多いと思います。
昨年、佐原市、小見川町、山田町、栗源町が合併してできた新しい市で、
利根川をはさんで北は茨城県です。

3年後の国体に向けての行事で、テーマは「スポーツと地域づくり」。
パネリストは次の方々でした。(敬称略)

*Jリーグ・ジェフユナイテッド市原・千葉 代表取締役社長 淀川隆博
*筑波大学教授 村田芳子
*千葉大学准教授 谷藤千香
*香取市体育協会会長 大崎保司
*香取市長 宇井成一
私がコーディネーターを務めました。

ジェフは“サッカーお届け隊”という指導者講習会を県下で年300回、開催していますが、
香取市にはまだ「届けていない」そうで、「是非、届けたい」とのこと。
村田先生が取り組んでいる「体ほぐし運動」は、老若男女、障害者でも
一緒にできる生涯スポーツとして、是非、この地域に種まきを。

谷藤先生は元バドミントンの選手で、現在は学生の指導をしています。
学生を連れて筍堀りのお手伝いに訪れたことがあるそうで、
次回は田植えか稲刈りもよろいしいようです。

千葉国体で香取市はハンドボール、ボート、カヌーの会場となります。
宇井市長は、国体をキッカケに
「一緒になった4つの市町を、スポーツで一つにしていきたい」と意気込みを語りました。

国体で盛り上がっても、その後はサッパリという自治体が少なくありません。
「大会後も視野に入れて、しっかり実行していただきたい」と、
私から注文を出して締めくくりました。

時計を見ると、終了予定の3時35分。
「ピッタリですよ、すごいですね~」と村田先生と谷藤先生に褒められましたが、
果たしてお客様の感想はどうだったでしょうか。

その後、宇井市長自ら伊能忠敬記念館や、
江戸時代の店構えを残す店舗エリア「佐原まちぐるみ博物館」を案内してくれました。
戦争で空襲を受けなかったこともあり、古い建物がそのまま残っています。

成田空港のトランジット客向けミニツアーもあるそうで、
ここなら外国人にも十分に満足してもらえそうです。
秋晴れの素晴らしいお天気の日曜日、
仕事の後に観光客気分をちょっぴり味わえた一日でした。

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テレビ・ラジオ評

2007年10月19日 | 2007年
テレビが全く面白くない。
タレントをスタジオに並べての内輪のオシャベリばかりではね。
見たいと思う番組は、ほとんどNHKのBSです。
(契約するほど見る時間もないのですが。)

ラジオもダメですね。
深夜や週末は音楽を聞いています。
音楽で売り出したJ-WAVEは、
いつの間にかDJの下らないオシャベリばかりとなってしまいました。
今はもっぱらインターネットで「オールディーズ」の局を選んでいます。

いえ、実は朝はいつもラジオです。
NHKの第1放送でラジオ体操をした後、
朝食の支度をしながら耳を傾けるのは「ビジネス展望」。

殆ど中身のない話をする中部圏の大学の教授もいますが、
経団連会長の会社の雇用問題を指摘する経済評論家、
地域経済にこだわる一橋大学の教授、
大手シンクタンクの中国人(?)のシニアフェローなど多彩な顔ぶれで
10分ほどの番組はそこそこ勉強になります。

春から男性アナウンサーが代わりました。
新しい担当者は、民放のアナウンサーのような声と話し方で、
初日は文化放送かニッポン放送と間違えたのではないかと、
慌てて周波数を確かめました。

連日、聞いていれば慣れるかとも思ったのですが、今でも違和感がぬぐえません。
そんな聴取者が多かったのか、
しばらくすると前のアナウンサーとの交代制になりました。

声や話し方だけで敬遠するのも失礼かとは思うのですが、私の友人も同意見。
「あのアナウンサー、大阪の局から移ってきたんですって、最悪よね~」などと
言いたい放題。

来週は、安心して聞けるアナウンサーの番です。
気分よく朝を迎えられる1週間となります。

そうそう、この日曜日は千葉県の香取市で行なわれる
「スポーツと地域づくりシンポジウム」にコーディネーターとして出席します。
Jリーグ・ジェフ千葉の淀川社長もパネリストで出られます。

聞きに来てくださる方に、「なかなか面白かった」といっていただけるよう頑張ります。
ご報告は、来週に。

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木原さん、ありがとう。

2007年10月18日 | 2007年
突然のことで、まだ信じられません。
木原光知子さんが亡くなりました。
昨日、笹川スポーツ財団の理事会でお会いできるかと思っていたのですが、
欠席されがっかりしていたところでした。

木原さんと初めて会ったのは、20年以上も前のことでした。
小野清子さんとお食事をした際、
近所だからと小野さんに呼ばれ同席されました。

それ以来、スポーツ関係の会合などで頻繁にお会いしていましたが、、
2人だけでゆっくりお話をしたことがありませんでした。

「ところで三ッ谷さんは、どんな仕事をしているんですか」と改めて聞かれたのは、
4カ月前、笹川スポーツ財団の理事会の後のことです。
ちょっと時間があったでの、ロビーでお話ししました。

私が「2年がかりで子どものスポーツ振興に関する調査をしている」というと、
「キッズスイミングにはとても興味があるので、
ヒアリングの機会か何かがあったら、是非、連絡くださいね」と言われました。
「ちょっとの時間」が、2時間ちかくたっていました。

木原さんといえば高校時代、東京オリンピックに水泳選手として出場し、
その後はタレントとしても活躍、
最近では、女性として初めて日本水泳連盟の常務理事に選ばれて話題になりました。

しかし、私が特に注目していたのは、
経営者として100人のスタッフを抱えてスイミングクラブを立派に経営していたこと、
大会委員長として女性のためのマスターズ水泳大会
「ウーマンズ・スイム・フェスティバル」を成功させていたことです。

2年前からは、女子オリンピック選手の団体である
「TOL」(トータル・オリンピック・レディース会)会長として
素晴らしいリーダーシップを発揮していました。

数年前、私が代表をしているWSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)機関紙の
インタビュー欄に登場してくれたことがあります。
会員としての木原さんは、私の活動に対して
「やめないで頑張ってください」というコメントをくれました。

まだまだ男性主導型の日本のスポーツ界で、女性の活躍の場は限られています。
そんな世界で仕事をする私たちは、「同志」のようでした。

59歳。
これからもまだまだ活躍して、
スポーツの世界の女性たちを勇気づけて欲しかった・・・。
とても残念です・・・。

WSFジャパンの活動は細く長く、やめないで頑張ります。
木原さん、ありがとう。

合掌。

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男女の会費格差

2007年10月17日 | 2007年
最近、学生時代の会合が増えました。年齢のせいでしょうか。
先週の土曜日は高校時代のクラス会でした。
会費は男子10,000円、女子7,000円。

女子の会費が安いことに、私はいつも違和感を覚えます。
その理由が知りたいものです。
ほとんどが主婦ということで、家計への負担を配慮しているのでしょうか。

あるいは男子の方がお酒を飲むので、その分、高くしているのでしょうか。
私は、男性に負けずにアルコールを飲みます。
いくら飲んでも顔に出ない分、並みの男性より量は多いかも知れません。
それなのに安いというのは、合理的な考え方ではありませんよね。

今朝の日経新聞に、男女の賃金格差についてのコラムがありました。
35歳の平均賃金を見ると、7割以上の企業で女性が男性を下回っているとのことです。
そんな実態が社会の共通認識としてあるので、金額に反映されるのでしょうか。

私の収入はさておき、ただ女性だからという理由で
半人前のような会費は、どうしても納得できないのです。

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オリンピックの予算

2007年10月16日 | 2007年
2012年に開催されるロンドンオリンピックのメイン競技場の工費が
誘致段階の見積りより77%膨らみ、
約4億9600万ポンド(約1176億円)になったとのニュースが届きました。
(jiss:CNN/AP)

英政府は、このコスト増は織り込み済みとしているそうで、
要因としてはインフレ、消費税、五輪後の改修費用などを挙げています。

競泳会場の建設費は当初の2倍の1億5000万ポンド(約356億円)。
オリンピック開催に伴うロンドン東部地区の開発費用は、
30億ポンドから3倍以上の93億ポンド(約2兆2千万円)に増加したと発表しています。

このような計画は、当初の見積りより高くなるのが常です。
ロンドン大会の次に立候補している東京の施設整備についても
同様のことが起こることは容易に想像がつきます。

その時にどのような説明をして市民を納得させるかが問題です。
理念の見えないオリンピックであれば、
世論の風当たりはより厳しくなるでしょう。

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加山雄三的生き方

2007年10月15日 | 2007年
「生き方」というほどではないのですが、
加山雄三が語ったコメントが、なぜかいつも印象に残ります。

30年以上も前のこと。
加山雄三が、父の上原謙と経営していたホテルの倒産で多額の負債を負ったとき
「毎月8万円でやりくりした」と、何かのインタビューで答えていました。

ちょうど仕事の谷間で厳しい生活をしていた私は、
こう自らを叱咤激励したものです。
「あの加山雄三(!)だって8万円で生活していたんだから、私も頑張ろう」と。

そんなことを思い出したのは、先日の日刊スポーツの記事を見たからです。
相変わらず“若大将”のままの加山雄三が、
自作の絵の前で笑顔で写真におさまっていました。

今年に入って制作した絵画や陶器など作品80点を展示した「古稀記念作品展」が
日本橋高島屋でスタートした、というニュースでした。
20行ほどの小さな記事の中で、目に留まったのが次のコメント。
「安心してゆったりしていると老け込む」

「そろそろ必死に仕事をする日々から卒業して、
不安なくゆったり過ごしてみたいたいものだ」と思っていた私には、
見過ごせない言葉です。
安心してゆったりしていると老け込む・・・。

私はよく「年齢の割に若く見える」といわれます。
その理由は、もしかしたら
「安心もできず、ゆったりする間もなく仕事に追われているから」かも知れません。

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◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第191回実戦ゼミ◆◇◆
 「バレーボール金メダリストが取り組む難民支援活動」
  ◇ゲストスピーカー 白井貴子氏(バレーボール・モントリオール会)
  ◇会場:アーリーズテラス                  
  ◇日時:2007年11月7日(水)12:00~14:00          
   ※オブザーバーでのご参加も可能です。 

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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
   代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  地域づくりアドバイザー
  http://www.sports-21.com 


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クルーズのサイト

2007年10月12日 | 2007年
先日、フリージャーナリストの鈴木志津子さんから、メールが届きました。
毎日新聞のサイトで週1回、新コラム「おきらクルーズ」をスタートしたとのこと。
鈴木さんとは、30年以上も前にお互い新聞社のスポーツ記者として
バレーボールなど同じ種目を担当して“競った”仲です。

鈴木さんは当時から休暇を取っては海外の「クルーズ」に出かけ、
その楽しさを語っていました。
今回、サイトがリニューアルされたのをきっかけに、
初心者に「クルーズとはどのようなものか」を伝える内容にしたそうです。

日本では“熟年旅行に高級クルーズ”というようなイメージありますが、
私が10年ほど前にギリシャからイタリアまで船に乗ったときは
寝袋でデッキでごろ寝する現地の高校生グループがいて、
ちょっとビックリしたことがあります。

鈴木さんは、クルーズが「庶民には縁遠いものと思われている」ので
「多くの人が、それなら自分も行けると思っていただけるクルーズの実際」を
紹介したいとのことです。
サイトはこちらです。是非、ご覧下さい。
「おきらクルーズ」

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 「バレーボール金メダリストが取り組む難民支援活動」
  ◇ゲストスピーカー 白井貴子氏(バレーボール・モントリオール会)
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  ◇日時:2007年11月7日(水)12:00~14:00          
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ワールドカップで優勝するために

2007年10月11日 | 2007年
今日はスポーツ21・マーケティング研究会の第187回例会。
「日本サッカー協会が掲げる『JFAの約束2050』とその戦略」というテーマで
田嶋幸三専務理事にお話をしていただきました。

このブログでも取り上げたことがありますが、
日本サッカー協会(JFA)は、2050年までに達成すべき目標を掲げています。

<JFAの約束2050>
2050年までに、すべての人々と喜びを分かち合うために、
ふたつの目標を達成する。
 1.サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが1000万人になる。
 2.FIFAワールドカップを日本で開催し、
   日本代表チームがその大会で優勝チームとなる。

その前段階として「JFAの約束2015」があります。
<JFAの約束2015>
2015年には、世界でトップ10の組織となり、ふたつの目標を達成する。
 1.サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが500万人になる。
 2.日本代表チームは、世界でトップ10のチームとなる。

田嶋さんが配布された資料の中に、名刺大のブルーのカードがありました。
表に「JFA2005年宣言」とあり、2つ折りになっています。

開いてみると、「JFAの理念」「JFAのビジョン」に続いて
上記の2つの約束が書かれています。
いつも持ち歩き、判断に迷ったらこれを開いて
JFAの目標を見失わないようにするのだそうです。

いってみれば、クリスチャンにとってのバイブルのような位置付けです。
これをJFAにかかわる人たちがカードにして持ち歩き、
目標に向かって事業に取り組むという姿勢に、
日本サッカー協会の堅固な意志を感じました。

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◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第187回例会◆◇◆
「日本サッカー協会が掲げる『JFAの約束2050』とその戦略」
  ◇講師:田嶋幸三氏(日本サッカー協会専務理事)
  ◇会場:ルポール麹町                  
  ◇日時:2007年10月11日(木)18:30~20:30         

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「お気をつけて」

2007年10月10日 | 2007年
朝のラッシュ時間。
先行列車に後発の列車が数珠繋ぎとなって、
“列車の渋滞”という様相を呈していました。

駅に着くたびに「予定を11分遅れてしております」のアナウンス。
乗り換えた地下鉄もダイヤが乱れていて、
「予定を13分遅れて到着しました」と、さらに遅れは大きくなりました。

打合せの時刻をすでに5分過ぎています。
大急ぎで電話をすると、責任者はまだ来ていないとのこと。
「あ~、よかった」と胸をなでおろし
「申し訳ありません。あと5分くらいで着きます」と詫びると
「どうぞ、お気をつけていらしてください」と、電話口の女性。

わずか5分足らずの道程に、
気をつけなければならないほどの危険(?)はないのですが、
「お気をつけて」の言葉に、温かさと優しさを感じました。

ありふれた挨拶といわれればそのとおりですが、
これからタフなやり取りをしなければならないと
気を引き締めていた時だったからでしょうか、とても心に染み入りました。

男性からこんな言葉を聞くことは、まずありません。
やはり女性というのは、こまやかで優しいものだと改めて感じました。
同時に、男性社会の中で仕事をしている私自身が、
いつの間にかそんな優しさを忘れてしまっていると気付かされた朝でした。

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◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第187回例会◆◇◆
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  ◇講師:田嶋幸三氏(日本サッカー協会専務理事)
  ◇会場:ルポール麹町                  
  ◇日時:2007年10月11日(木)18:30~20:30         
   ※オブザーバーでのご参加も可能です。 
             
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