三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

トイレの話です

2010年04月30日 | 2010年
上海万博開会式の様子をテレビで見ました。
2年前の北京オリンピック開会式を思い出します。

「模造大国」の話題がつきませんが、
「日本産業館」がどんなものなのか
少々、気になります。

今朝の産経新聞は「上海万博あす開幕」と題し
2ページ見開きで座談会を特集しています。

「日本産業館」には「世界一のトイレ」などが
展示されるの予定です。
「清潔でデザインに優れた」としか説明がありませんが、
トイレの話は、大いに気になります。

というのも日本のトイレの「多機能化」が
私にはどうしても納得できないからです。

たとえば「消音装置」。
「音」を消すために水を流す必要がないように、
ということのようですが、
こんな装置があるばっかりに、
無駄な電気を使っているのでは?

それから、公共トイレに
お尻を洗う装置は必要ですか?
家の外のトイレで「ビデ」を使う女性が
日本中でいったい何人いるのでしょうか。

ドアを開けて入った途端に
トイレのフタがスーッと開いて
ビックリしたことがあります。

座った途端に水が流れて、
思わず中腰になったこともあります。
体が不自由な人には有り難い装置だと思いますが、
一般のトイレにここまで“サービス”が必要でしょうか。

使う女性にも、問題があります。
近年、トイレのフタを開けたままにしておくのが
次の人への心遣いのようになっていますが、
私はこれに反対です。

暖房入りの便座は、フタを開けっ放しにすることで、
余計な光熱費がかかっているはず。

女性の皆さん、
自然現象の「音」は恥ずかしくありません!
トイレのフタは必ず閉めましょう!

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
 地域づくりアドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)代表
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南アフリカでデート?

2010年04月28日 | 2010年
サッカー・ワールドカップの話題が
マスコミでも頻繁に取り上げられるようになりましたね。
開幕は6月11日です。

「ところで三ッ谷さん、南アフリカには行くんですか?」
この頃、よくこう聞かれます。

私はJリーグ理事として
1994年の米国大会から毎回、大会の視察をしてきました。

98年のフランス大会。
02年の日韓共催大会では日本国内だけでしたが、
06年のドイツ大会まで毎回、現地に足を運びました。

さて、南アフリカ。
数年前から、サッカー好きが集まると
「南アフリカ、行きますか?」が
挨拶代わりとなっています。

好奇心旺盛の私としては非常に興味があるのですが、
治安の悪さを見聞きするにつけ、
「やっぱり無理」と考えてしまいます。

それでも、取材で現地に行った人に会うと
「で、実際はどうなんですか?」と、
質問してしまいます。

ご本人は無事に帰国されても、
「昼間に、スポーツの大会を見てホテルに帰る途中の親子が
幹線道路を歩いていて襲われた」などという
物騒な話を聞かされたりします。

昨日の朝日新聞コラムのタイトルは
「南アフリカの治安 楽観ブラッター氏に疑問」。
筆者はフランスのスポーツ紙「レキップ」記者です。

今日、スポーツジャーナリストのSさんから、
メールがきました。
「ダメ元でADカード(取材許可証)を申請したら
OKが出た」そうです。

ドイツ大会の時にフランクフルトで
一緒に食事をしたことを思い出したようで
「南アフリカで、またデートしたいですね」と
結ばれていました。

もうJリーグの理事ではないので
「Jリーグ・役員ツアー」に参加することはないのですが、
自腹で行くにしても“身の安全”を考えると
さすがの私も踏ん切りがつきません。

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 三ッ谷 洋子
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多様な招致活動

2010年04月27日 | 2010年
サッカー・ワールドカップ招致活動の一環として
招致委員長である日本サッカー協会の犬飼会長が、
南米と欧州を回っています。

決定権を持つ各国のFIFA(国際サッカー連盟)理事に
日本招致の協力をとりつけようということです。

ワールドカップやオリンピック招致活動の一環として
国際会議を開催するという方法もあります。

スポーツイラストレイテッド電子版によると
アラブ首長国連邦のドバイでは
今週、1,500人以上のオリンピック関係者や国際競技団体役員、
事務局担当者を集めた会議を開催します。

この会議では、競技団体の資金確保や
国際大会の会場立地の変化等について議論される予定です。

近年、湾岸諸国ではゴルフ、テニス、F1等
世界的な大会が開催されていますが、
カタールが2022年のサッカーワールドカップ、
ドバイが2020年のオリンピック招致を目指しています。

このように国際会議を開催したり、
また、国際競技団体に役員を送り込むことで、
日本の存在を世界にアピールすることができます。

会長の世界行脚も悪くはありませんが、
ワールドカップやオリンピックの招致には
こんな方法も含めて、
多様な活動が必要ではないかと思います。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
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女性スポーツは“外圧”が後押し

2010年04月26日 | 2010年
2016年のリオデジャネイロオリンピック。
新たにラグビーが正式競技となり、
男子だけでなく女子も同時に採用されます。

男子競技のみでスタートしたオリンピックは
現在では同じ競技で男女の種目を行なうことが
原則となっています。

先頃、日本ラグビーフットボール協会は、
「女子委員会」を設置し、
女子の普及にも力を入れることになりました。

「女子のラグビーなんて」と、逆風の時代を経て
ついに日本を統括する団体が
「女子委員会」を作るところまできたわけです。

オリンピックへの採用が決まったことで
日本が女子の強化や普及に取組むようになった競技には
マラソン、柔道などがあります。

いずれも今では日本女子のお家芸となっていますが、
そのキッカケはオリンピックという“外圧”です。

現在、ラグビーの女子登録選手は450人。
3千人を目標としているそうですが、
果たしてラグビーが日本女子のお家芸となるか・・・。

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 三ッ谷 洋子
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サマランチ会長の奥の手

2010年04月23日 | 2010年
IOC(国際オリンピック委員会)の
サマランチ前会長が亡くなりました。
開催の引き受け手がいなくなったオリンピックに
スポンサー制度を導入し、
瀕死の状態から救い出した辣腕の会長でした。

しかし、恣意的な人事で、
顰蹙を買ったりしていました。

たとえばFIFA(国際サッカー連盟)のアベランジェ会長や
IAAF(国際陸上競技連盟)のネビオロ会長を
個人的な思惑でIOC委員に起用したりしました。

サマランチ会長がスペイン人、
アベランジェ会長がブラジル人、
ネビオロ会長がイタリア人であることから
批判的な意味を込めて“ラテントライアングル”などと
称されたこともあります。

ここで興味深いエピソードをひとつ。
朝日新聞のスポーツ記者として活躍し、
その後はスポーツ評論家として健筆を振るっている
Cさんの体験談です。

サマランチ会長の現役当時、
オリンピックの批判的な記事を書いたところ、
「一度、ゆっくり食事でもしよう」という手紙が
届いたのだそうです。

「批判していた会長から、
いざ直接こんな手紙をもらってみると
いやな気はしないよね」といっていました。

批判的な人物を味方につけるために、
こんな“奥の手”を使っていたことを知り、
サマランチ会長の素顔を垣間見た気がしました。

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 三ッ谷 洋子
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オリンピックのボールボーイ

2010年04月22日 | 2010年
小田急線とJR横浜線が交差している
町田駅の通路の天井には
「町田ゼルビア」と「ペスカドーラ町田」の旗が
飾られています。

といってもこの2つの名前が分かる人は
町田市民だけかも知れませんね。

「町田ゼルビア」はJリーグ入りを目指す
サッカーJFL(J2の下のカテゴリー)に所属するチーム。

「ペスカドーラ町田」はFリーグ(日本フットサルリーグ)に
所属するチームの名前です。

「サッカーに力を入れている町だな~」(ダジャレ)などと
常々、思っていたのですが、
市長さんが学生時代にサッカー選手だったことを知りました。

法政大学が設立したNPO法人「法政クラブ」理事の1人として
今日、相模原市と町田市に挨拶にうかがいました。

町田市ではわざわざ石阪市長が時間を割いて
会ってくださったのですが、
その時、「高校・大学でサッカー部だったんですよ」と
サッカーにまつわる思い出を話されました。

1964年の東京オリンピックの時は高校生で
サッカーの試合にボールボーイとして“出場”されたそうです。

「自分のところにボールが飛んで来ると、
とても緊張した」のだそうです。

現在、サッカーは「マルチボールシステム」といって
ボールが外に出ると近くのボールボーイが
予備のボールを出すようになっています。

しかし、当時は1つのボールしか使わなかったため
ボールボーイがボールを追いかけている間、
試合が中断されるのです。

オリンピックの舞台ともなれば、
ボールボーイの緊張ぶりも想像できますね。

石阪市長は朝5時からのジョギングが日課だそうで
今は4月末の武相マラソン(15キロ)出場の準備に
余念がないそうです。

「朝、走っていると、
市民と直接、挨拶したりしてふれあえるのがいいですね」と
市長ならではの感想も。

スポーツには、こんな“メリット”もあるんですね。

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 三ッ谷 洋子
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久生十蘭と演劇

2010年04月21日 | 2010年
久しぶりに久生十蘭の話。
数日前に舞台演出家の川和孝さんから
電話をいただきました。

といっても、初めてお話する方です。
「8月末からシアター×(かい)で
久生十蘭晩年の戯曲「喪服」を上演するので
是非、遺族の方に見ていただきたい」ということです。

川和さんは、近代の作家の作品100篇を選び
「名作劇場」として上演を続けていらっしゃるそうです。
十蘭の作品は「No.63」となります。

何度かこのブログでも取り上げましたが、
十蘭の妻が私の叔母。
その叔母が7年前に亡くなり、
子どもがいなかったため、
私が著作権継承者となりました。

昭和27年(1952年)に「鈴木主水」で
柴田錬三郎の「イエスの裔」とともに
第26回直木賞を受賞している作家です。

一昨年秋から「定本 久生十蘭全集」が
国書刊行会から新刊として出版され、
目下、第6巻まで出ています。

没後50年を経て新たに全集が出版されるとは
作家冥利につきるものでしょう。

十蘭は岸田国士に師事して演劇の世界で活躍し、
その後、作家に転じます。
ですから、私としては演劇の足跡についても
もう少し注目されてもいいのではと
思っていたところでした。

川和さんは、まさにそこに気づかれ
「十蘭の演劇の世界での実績をまとめたい」と
おっしゃっています。

十蘭が設立に関わった築地小劇場の資料もお渡しして、
いろいろ調べていただければ嬉しく思います。

そうそう「なんか面白い本ないかな~」という方には
「定本 久生十蘭全集」をお勧めします。
念のため名前は「ひさおじゅうらん」と読みます。

小説好きの方なら、
きっと満足していただけるはずです。

追記:値段がお高めなので、ポケットの中が寂しい方は
図書館に購入申請して読む方法もありますね。

なお、著作権はすでに切れているので、
皆さんに購入していただいても印税は入りません。
(残念です・・・。)

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 三ッ谷 洋子
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肩書き考

2010年04月20日 | 2010年
今朝の朝日新聞を読んでいただけましたか。
スポーツ面のトップに、
女子プロ野球の記事が出ていました。

関西の2球団で23日から
スタートするという内容です。

昨秋の合同入団テストには
30人の枠に129人が挑戦。
10月まで40試合を行なうそうです。

女子硬式野球の競技人口はわずか600人。
記事の最後に「すそ野が小さいと
スポンサーなどの支援が受けにくい」と
私のコメントで締めくくられています。

前日、この記事をまとめた瀬谷記者に
「肩書きをどうしましょうか」と相談されました。
肩書きが多すぎて、自分でも迷うほどです。

記事では「スポーツビジネスの
コンサルティング会社代表で
元Jリーグ理事」と、紹介されていました。

「スポーツ21エンタープライズ社長」なら
会社のPRになるのですが、
叶いませんでした。

或いは「法政大学教授」としておけば
大学の広報に喜んでもらえたかも知れません。

ただ、私を知らない読者には
社名ではどんな仕事をしているか分からないし、
「大学教授」という肩書きは
さらにつかみどころがありません。

「元Jリーグ理事」なんて、
今は何者でもない-わけですが、
一般的の人には、
いちばん分かりやすいのかも知れませんね。

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 三ッ谷 洋子
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去年の今ごろ

2010年04月19日 | 2010年
先週から大学の授業が始まりました。
去年のノートを見てみると、
初めての大学の授業を前に
かなり肩に力が入っていたようです。

たとえば「基礎演習」という授業。
学部を問わず1年生の必修科目となっていて
私も担当しています。

読み・書き・コミュニケーション力をつけるのが目的です。
「そんなことまで大学で教えるの?」と
ビックリしたものです。

私はこんなことを大学で教わった記憶はありません。
教わらなかったものをどのように教えるのか。
いろいろ悩みました。

大学で教えることが決まった時に
事務課の担当者から紹介してもらった本があります。

カリフォルニア大学バークレー校の
授業改善のためのアイディア集
「授業をどうする!」(東海大学出版会)

もう1冊。
授業デザインのための秘訣集
「成長するティップス先生」(玉川大学出版部)

さらに1冊。
「大学基礎講座」(北大路書房)

何枚もの付箋をつけて本棚に並んでいます。
多分、いろいろなヒントは得たのだと思いますが、
今、開いてみると「へえ~、こんなことが・・・」。
ほとんど覚えていません。(!)

去年の今頃。
「基礎演習」の最初の授業で
自己紹介代わりにクイーンの「伝説のチャンピオン」をかけました。
(私の好きな曲です。)

あっ、今年はかけるの忘れた・・・。

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本日の新聞記事から

2010年04月16日 | 2010年
冬のような寒さに震える1日でした。
今日は話題が見つかりませんので、
新聞記事から目に付いた記事を紹介をします。

●W杯格安誘致 中津江に続け (朝日新聞)

 2018年、22年のW杯誘致に80近い自治体が
 会場地やキャンプ地に立候補しているという内容。

 02年の日韓共催大会では 
 開催希望の自治体は招致活動費として
 2億3500万円を負担しなければなりませんでしたが、
 今回は100万円、キャンプ地なら10万円です。
 
 値下げの背景には「招致レース」の期間が
 大幅に短くなったから、とありますが、
 それにしても桁違いの数字には納得できません。
 (前回の費用が高すぎ、という意味です。)

●全仏テニス 欧州で3D生中継 
 パナソニック、販促狙う (日経産業新聞)

 パナソニックが5月下旬から開かれる 
 全仏オープンテニスを3D映像を使って
 欧州で生中継します。

 家電販売店の店頭の3Dプラズマテレビなどに
 配信するそうです。
 大画面であれば一層、迫力がありそうですね。
 私も見てみたいものです。

●球界も「クレド」で心得
 持ち歩き型社員規範集
 西武や楽天 意識高め集客後押しも (日経新聞)

 名刺大に折りたたんだものに
 行動基準などが書かれています。

 「楽天の選手行動基準」には
 全力でプレーすることや
 ひげ、茶髪、ピアスの禁止など、
 細かに記されています。

 ホテルのザ・リッツ・カールトンの協力を得て
 作成したそうです。

 そういえば日本サッカー協会も
 数年前に作成していました。
 
 犬飼会長に代わったので、その後、どうなったのか、
 気になるところではありますね。

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バスケットボールに注目

2010年04月15日 | 2010年
バスケットボールのJBLで
田臥勇太選手が所属するリンク栃木ブレックスが優勝し、
話題になっています。

一方、日本バスケットボール協会は
ロンドンオリンピックの予選を兼ねた
アジア女子選手権を招致することを決めました。

大会実施予算は2億円。
以前、男子世界選手権を招致して
3億円だかの赤字を出したことを思い出します。

この赤字の処理をめぐって
会長辞任などのゴタゴタが起こったことは
まだ記憶に新しいところです。

しかし、今はとてもいい方向に進んでいるようです。
JBLは、13年度の新リーグ設立に向け
bjリーグと覚書を交わすことになりました。

JBLのプロ化が遅れに遅れ
業を煮やした新潟アルビレックスなどがJBL退会して
bjリーグを設立したわけですから、
ようやくあるべき方向に進み始めたと見ていいでしょう。

とはいえ過去の経緯を知る立場から見ると
ちょっと心配ではあります。
ここしばらくはバスケットボールの動きから
目すことはできません。

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80年前のオリンピックツアー

2010年04月14日 | 2010年
昨今、スポーツをテーマにした旅行が
「スポーツツーリズム」と呼ばれ、
これからの成長産業として注目されています。

私から見れば、
以前から「ホノルルマラソンツアー」や
「サッカーワールドカップ弾丸ツアー」などもあり
取り立てて目新しくないと思うのですが、
80年前から「オリンピックツアー」あったことを知って
認識を新たにしています。

1928年(昭和3年)のアムステルダムオリンピックの時です。
この大会には、日本女性として初めて人見絹枝が出場しました。

ツアーを企画したのは、
彼女が所属していた大阪毎日新聞です。

「オリンピック観戦ツアー」の社告を紙面に掲載したところ
たった1回で募集人数の3倍の120人の応募があり、
3班に分けて大応援団を送り込んだそうです。

今、読んでいる「日本初の海外旅行 九六日間世界一周」の中に
記述を見つけてビックリしました。

80年前に120人もの日本人観光客が
オランダにオリンピックを見に出かけたとは、
想像すらできないことです。

どんなツアーだったのか、
非常に興味があります。

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AKB48もドラッカー

2010年04月13日 | 2010年
先日とりあげたベストセラー本
「もしドラ」(ブログの読者ならお分かりですよね!)が
波紋を起こしているようです。

出版元のダイヤモンド社が出した「ドラッカー 時代を超える言葉」が
「大好評 6万部!」だそうです。
今朝の日経新聞の広告です。

その隣には、週刊ダイヤモンド(4月17日)の広告も。
今号はドラッカー特集です。
次のような見出しが並びます。

 ドラッカーブーム再燃!
 「経営学の巨人」、人気の秘密を探る

 38万部突破! 「もしドラ」大解剖
 AKB48 主人公のモデル峯岸みなみが語る
 「もしAKB48がドラッカーのマネジメントを読んだら?」

 人脈図・年譜でたどるドラッカーってどんな人?
 「高校野球部も会社、個人も成長させるドラカーの本質」

 もしドラ著者 岩崎夏海 対談 ドラッカーを最もよく知る上田惇生

 「私の会社人生を支えたドラッカー5つの言葉」
 パナソニック会長 中村邦夫

 もっと知りたいドラッカー
 初めての人のための完全ガイド

 新潮流 草の根に広がるドラッカー 
 会社が変わった! ネイリストも噛み締めるドラッカーの言葉
 日本一熱い! 
 北海道ドラッカー読書会のセルフマネジメント実践法

AKB48がここで出てくるのは、
「もしドラ」の著者が彼女たちのプロデュースの仕事をした
経験があるからでしょう。

それにしても、面白そうな見出しをつけるものですね。
明日にでも買ってみようかしら。

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ロシアを助ける米国のノウハウ

2010年04月12日 | 2010年
先のバンクーバーオリンピックでは、
中国や韓国が躍進した反面、
スポーツ大国ロシアの不振が目立ちました。

ロシアオリンピック協会は、その原因を調べるため
TSEコンサルティング社に内部調査を依頼したと、
Sport Business誌(インターネット版)が伝えています。

このニュースに興味を引かれた理由は
調査責任者であるシニアコンサルタントの
Steve Roush氏の前歴です。

昨年2月まで8年間、
米国オリンピック委員会の
スポーツパフォーマンス部門チーフだったからです。

といっても東西の壁が崩れて以来、
ロシアの指導者が米国選手を育てても
誰も不思議に思わない時代ですから、
今さら驚くには当たらないかも知れません。

ちなみに同社は本部をスイス・ローザンヌに持ち
北米、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジアに
支社を持っているそうです。

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高校野球とドラッカー

2010年04月09日 | 2010年
以前、このブログでご紹介した
「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を
遅ればせながら読んでみました。

表紙は“萌え系”の女子高生の漫画で
本屋さんでは手にとるのも恥ずかしく、
いつもは頼まないカバーをかけてもらいました。

表紙にはこう書いてあります。
 公立高校野球部のマネージャーみなみは、
 ふとしたことから経営書『マネジメント』に出会います。
 はじめは難しさにとまどうのですが、
 野球部を強くするのに
 ドラッカーが役立つことに気づきます。

 みなみと親友の夕紀、
 そして野球部の仲間たちが、
 ドラッカーの教えをもとに
 力を合わせて甲子園を目指す青春物語。

奥付を見ると、ベストセラーぶりが分かります。
 2009年12月3日 第1刷発行 
 2010年 2月5日 第5刷発行
わずか2ヵ月で5刷です。

内容はタイトルどおりで、
ダメ野球部が、みなみが見つけたドラッカーの理論を実践して
日に日に強くなり、ついには甲子園出場を果たします。

みなみが迷うと、
ドラッカーの理論が天啓のようおりてきて
進むべき道を示してくれます。

難しそうな理論も
このように身近な舞台設定の中で語られると
より理解が深まるものです。

ドラッカーの理論だけでなく他の難しい理論も
同様の手法で小説風に書けば
理解できる人が増えるのではないでしょうか。

二匹目、三匹目のドジョウが
出てくるような予感がします。

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