三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

東京オリンピックの会場

2007年11月30日 | 2007年
東京都の「広報」12月号が新聞の朝刊にはさまって届きました。
1面は「今月のトピックス」と題して、
「2016年東京オリンピック・パラリンピック基本計画」の競技会場の地図が掲載されています。

サッカー会場をチェックしてみました。
お台場に計画されている「オリンピックスタジアム」のほか、
国立霞ヶ丘競技場(通称:「国立競技場」)、東京スタジアム(今は「味スタ」)。

さらに地方でも開催されます。
札幌ドーム、埼玉スタジアム、横浜総合競技場、大阪長居スタジアム。
サッカーの場合、予選が何試合も行なわれるので
開催都市以外のところでも試合があります。

意外なところとしては、近代五種の大井競馬場。
近代五種というスポーツは、一人の選手が1日に、射撃(エア・ピストル20発競技)、
フェンシング(エペ)、水泳(200m)、馬術(障害)、ランニング(3000m)の
全く異なる種目をします。

恐らく競馬場のコースの内側を馬術の障害に使うのでしょう。
大井競馬場では、ひところ「トゥウィンクルレース」という名称で
初のナイターレースを開催して話題を集めましたが、
最近の人気はイマイチのようです。

話題が尽きた施設にとって、「オリンピック」は最高のカンフル剤です。
これからあちこちで便乗企画がでてくるかも知れません。
とはいえ今や「オリンピック」の名称はスポンサー以外は勝手に使えません。
それがツライころでもあります。

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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
   代表取締役 三ッ谷洋子
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三菱ダイヤモンドサッカー

2007年11月29日 | 2007年
今日は、テレビ東京で1968年から20年間に渡って放映された
「三菱ダイヤモンドサッカー」担当のアナウンサー・金子勝彦さんのお話を聞きました。
最終回の番組もCDで見せていただきました。

私はこの番組を見た記憶がほとんどありません。
その時間にはテレビの前にいなかったのだと思います。
番組が終了するに当たって、日本代表の監督や選手へのインタビューもありました。

3選手のうち2人は私が知らない名前の選手でしたが、
残る1人は原博実・現FC東京監督でした。
29歳か30歳だと思いますが、実に初々しい表情で語っていました。

選手への質問は、今後の日本サッカーについてです。
それに対してこんな回答をしていました。
「得点力を向上させたい」
「日本らしいサッカーをしたい」

これは1988年の日本サッカーの課題でした。
そして20年たった今でも状況は変わっていないことに気付きました。

日本代表の采配は、オシム監督から岡田監督の手へ。
この課題を少しはクリアできる方向に持っていって欲しいと願っています。

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エクセル不正使用

2007年11月28日 | 2007年
これまでの仕事の業績をエクセルまとめています。
何せ社会に出て37年、会社を作ってから27年ですから、
半端な量ではありません。

セピア色に変色した古い資料や新聞記事など
一つずつ確認しながら入力する作業はウンザリするほどです。
締切りが迫っているので、この三連休も返上でした。

休日は電話で仕事が中断されることもないので、かなりはかどります。
無料サイトでオールディーズを聴きながらやっていると、
メールの着信音も入ります。

仕事に集中しているときは気にならないのですが、
夕方になって疲れてくると集中力が切れて、
ついメールを読んで返事を書いたりします。

ついでに関連ファイルを開けて確認したところ、
「エクセルを不正使用しました」という警告文がでてきました。
私って何か悪いことでもしたのかしら、と戸惑っているうちに
作業中のファイルが突然、閉じてしまいました。

慌てて開き直してみると、何と内容は2時間前のものです。
「保存」をしていないので当然といえば当然ですが、
唖然、呆然「それはないでしょう!」という気持ちです。
業績10年分が飛んでしまい、振り出しに引き戻されました。

疲れがドッと出てやる気が失せたものの、どうにか気を取り直し
入力した文章を思い出しながら作業を続けました。

それがまた、どうしたことか同じことをやってしまったのです。
ただ、痛い目にあって頻繁に上書き保存をしているので
最小限のダメージで済みました。

こんなバカなことを繰り返して分かったことが一つ。
エクセルでは、同時に2つのファイルを開けると
前に開いていたファイルが勝手に閉じてしまうということです。

ワードでは別のファイルをいくつ開けても問題ないのですが、
エクセルはそうではないようです。
よそ見をして同時に2つの仕事を並行してやってはいけない、ということです。
以後、気をつけま~す。

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かわいい子には旅をさせよ

2007年11月27日 | 2007年
宋文洲さんのメルマガが先日、届きました。
日本社会の歪みを敏感に感じとる視点は
中国人という第三者的な立場がなせるわざなのではないかと思います。
それはさて置き、まずはお読みください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
論長論短 No.52
「自立」は「孤立」の代名詞
宋 文洲

経営者の平均年齢の高さにおいて、日本は世界でも群を抜いています。
私は経営の戦略・戦術よりも平均年齢を引き下げることで
自然に解決できる問題が多いと考えてきました。

しかし、四、五十代の若い経営者の中に本当に良い人材が多いかというと、
そうではないというのが現実です。
「総理大臣も若返りできたのになぜ経済界ではできないのか」と
問いかけてきた私ですが、安倍さんの辞任劇をみて心が揺れました。

「年齢で人材を差別すべきではない」。
これが経営者の若年化を期待する唯一の理由でした。
年を重ねただけで組織の中で偉そうにして、
有能な若い人材の起用を阻害すべきではありません。

しかし、能力とは経験や知恵などの加齢によってもたらされる部分が含まれているものです。
もっと若いうちに先輩と同様な経験と苦難を積んでいれば別ですが、
親や先輩の保護を受けながら毛並みの良さと言葉の威勢でだけで
リーダーに選ばれると本末転倒です。

やっぱり、日本には苦難を経験する若者の数が少ないのです。
この苦難とは決して先輩たちが経験した戦争や貧乏とは限りません。
平和で豊かな社会でも精神的に自立しようとすれば精神的苦難は避けて通れません。

小沢さんも福田さんも「自立」をキーワードにしています。
私の古い読者ならばご存知だと思いますが、
私も著書やコラムや講演会でずっと拘ってきたキーワードです。

言うのは簡単ですが、精神的自立はある意味において
「孤立」を意味する場合が多いのです。
常に現実を直視し、他人の意見に耳を傾けながらも、自分で判断し、
自分で失敗の苦瓜をかみ締めなくてはなりません。
それに耐えられないならば自立したとはいえません。

リーダーがどんな判断をしても必ず反対勢力が存在するし、
どんな施策をとっても必ず失点がついて回ります。
リーダーには勝利もなければ失敗もありません。
あるのは一喜一憂を抑えての前進のみです。

今の日本社会には早いうちに若者の精神的自立を鍛える機会が少ないのです。
誰のせいでもありません。
社会全体が知らないうちに甘い体質になってしまいました。

小沢さんも福田さんも「自立」をキーワードにするのは、
単なる偶然や真似ではなく、それが日本の皆さんがかみ締めるべき
キーワードだと思うのです。

経営を引退して個人として好きな生き方をしている私に
多くの日本の知人から真剣に、「もっと社会に貢献できるはず」とか、
「日中の架け橋になってください」とか言われます。

実はこんなことは中国の知人からは一度も言われたことがないのです。
共産党の宣伝機関は別として政治家でもない一般人にこんなことを言われて
とても不思議な気分です。偽善さえ感じます。

テレビや新聞からの受け売りの国家天下論を好む人が多いのです。
そんなママゴトをする前に個人のことを真剣に考えてほしいものです。
日本が困っているのは正に日本という国家に依存する個人が多すぎるところです。

日本に依存しない日本人こそ日本に貢献できるのです。
私は高邁なことを言わずに静かな信念を持ち、
小さな行動を続ける人々を尊敬しています。
(終わり)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宋さんがいわれる「国家に依存しない個人」に育てるために必要なのは
まず親が子離れをすることではないかと思います。
日本にもピッタリのことわざがあります。
「かわいい子には旅をさせよ」

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手紙の宛名

2007年11月26日 | 2007年
小学生の親を対象にしたアンケートをしています。
戻ってきた返信用封筒の宛名の下にある「行」を
「御中」に直している人が少ないのに気付きました。

現在、届いている124通をチェックしたところ、
直していないものが72通ありました。全体の58%です。
約6割の人が「マナー知らず」ということですね。

残り全てが「御中」と書いているかといえば、そうではありません。
「様御中」というのもありました。
どっちかハッキリしろ! といいたいところですが、
これは「様」なのか「御中」なのか迷ったというより
「様御中」という一つの言葉があると勘違いしていると考えた方が
自然のようにも思います。

「行」を消して「御中」と書き加える手間を省くために
最初から「御中」と印刷してある郵便もあるほどですから、
「御中」と書き加える人が少なくなってきたのは確かなようです。

こんなものもありました。
「行」を消したのはいいのですが、加えた文字が「宛」。 
冗談ですよね?

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IT時代の新スポーツ

2007年11月22日 | 2007年
「ファミコン買って~」と事あるごとに騒いでいた息子に
「欲しいなら大人になって自分で稼いで買いなさい」と、
頑として受け付けなかった私。
1980年代のことです。

ゲームは進化し、今やインターネットを通じて
世界の誰とでも技を競えるようになりました。
その対戦風景はまさにコンピューターを用具として使う
スポーツのようであることから、
「eスポーツ」(エレクトロニック・スポーツ)と呼ばれています。

今日の「スポーツ21・マーケティング研究会」第188回例会は、
「eスポーツ」をテーマに取り上げました。
講師はeスポーツプロデューサーの犬飼博士さん。

オンラインで対戦するこのスポーツは、
韓国では野球、サッカーに匹敵する人気を得ています。
サムスン電子が支援する大会には、約70カ国、125万人が参加しました。
米国には一億円プレーヤーが誕生しています。

10月にマカオで開催された「アジア室内大会」(アジア大会の室内版)で
フットサルやボウリングと共に、eスポーツが公式競技として採用されました。

フランス、ドイツ、スウェーデンなどヨーロッパ諸国では一般的に楽しまれ、
1万人以上が参加する「大会」も開催されています。
ゲーム大国である日本だけが、この流れから取り残されているのが現状です。

その状況を、犬飼さんはこう表現しました。
「日本はゲームを作って売る。外国はゲームを買って楽しむ」。
世界有数のゲームソフトメーカーが次々に新商品を開発し、
愛好者がその都度、新しいソフトに飛びついて買う、という構図です。

しかし、5年前のゲームソフトでも、
仲間を募ってオンラインで対戦すれば、十分に楽しめるのだそうです。
来年の北京オリンピックの採用も期待されています。

「何かのキッカケで、爆発的な人気が出てきそうですね」という
出席者のコメントがありました。
今後の動きに注目していきたいと思います。

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サッカーU-22 日本代表李忠成選手

2007年11月21日 | 2007年
サッカーのU-22日本代表チームがサウジアラビアとの最終戦を引き分けとし、
北京オリンピックの出場権を獲得しました。

ひたむきなプレーがJリーグ理事会で話題になって注目するようになったのが、
柏レイソルの李忠成選手です。
今日も、ゴールを狙う強い意識に裏打ちされた、
意欲的なプレーを見せてくれました。

在日韓国人3世(4世とも)で、この2月に日本国籍を取得しました。
李選手のオフィシャルサイトにある「李忠成物語」第1回のタイトルは
「君が代?もちろん歌えるよ。」

今日、テレビカメラが映し出した試合前の君が代斉唱シーン。
A代表選手も含め、ほとんど口を動かさない(歌っていない)日本選手が多い中、
李選手は言葉どおり、しっかり君が代を歌ってい(るように見え)ました。
そこに、李選手の日本人としての強い自覚と誇りを見ました。

FW。184センチ、72キロ。21歳。
応援しています。

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◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第188回例会◆◇◆
   「オンラインゲームがオリンピックに? 
     一億円選手が活躍する『eスポーツ』市場の可能性」
  ◇講師:犬飼博士氏(有限会社ネクサム・eスポーツ・プロデュサー)
  ◇会場:ルポール麹町                 
  ◇日時:2007年11月22日(木)18:30~20:30          
   ※オブザーバーでのご参加も可能です。 

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報道どおり

2007年11月20日 | 2007年
今日はオシム監督の容態についてお知らせする約束でしたね。
Jリーグ理事会はいつものように午後2時から。

一通り議事を終えてから話題にしたのですが、
日本サッカー協会専務理事の田嶋さんが中座した後で
詳しい情報を得ることはできませんでした。
(日本サッカー協会の専務理事はJリーグの理事を兼ねています。)

日本サッカー協会もJリーグも事務局は同じビルにあるものの、
組織は別なので全ての情報を共有しているわけではありません。
オシム監督については「報道されていることしか分からない」というのが
鬼武チェアマンの回答でした。

新聞記者であれば直接、聞き回りたいところなのですがそうもいきません。
新たな情報が得られず、期待された方には
ガッカリさせてしまったかも知れませんね。

「徐々に回復している」という新聞報道に望みをかけましょう。

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◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第188回例会◆◇◆
   「オンラインゲームがオリンピックに? 
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  ◇講師:犬飼博士氏(有限会社ネクサム・eスポーツ・プロデュサー)
  ◇会場:ルポール麹町                 
  ◇日時:2007年11月22日(木)18:30~20:30          
   ※オブザーバーでのご参加も可能です。 

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オシム監督の容態は?

2007年11月19日 | 2007年
「オシム監督の容態はどうなんですか?」
会う人ごとに聞かれます。
メールには、「オシム監督の回復を祈ります」と追伸がついてきます。

脳梗塞で入院中のオシム監督の容態がどうなのか、私も知りたいのですが
皆さんと同様、テレビのニュースや新聞報道の情報しかありません。

テレビでは連日、日本サッカー協会の田嶋専務理事が記者発表をしていますね。
今日のコメントでは回復に向かっているようなので、
少しは光が差してきたように思います。

明日は第3火曜日。午後からJリーグ理事会があります。
オシム監督の容態について聞くことができれば
皆さんにご報告します。

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ジョホールバルから10年

2007年11月16日 | 2007年
日刊スポーツに、こんな見出しが出ていました。
日本がワールドカップ初出場を決めたイランとの試合から、
もう10年が経ちました。

あの時は、Jリーグ役員の応援ツアーが急遽、決まり、
仕事をやりくりして参加し現地で応援しました。
ジョホールバルはマレー半島の最南端にあるマレーシア第二の都市です。

私達は海峡を挟んだシンガポールに滞在し、
国境を越えてバスで応援に行きました。
試合が始まる頃、スタンドの向こうに満月がぽっかり出てきました。

2-2にもつれた延長戦を制したのは、岡野雅行選手のゴールでした。
初のワールドカップ出場というお土産を持ってホテルに戻ると、
ホテルの従業員がJリーグのバスを拍手で迎えてくれました。
一緒に喜んでくれているようで、とても嬉しかったことを覚えています。

あのジョホールバルから10年。
日本はフランスワールドカップの本戦に出場し、
日韓ワールドカップを開催し、
ドイツワールドカップで3大会連続出場を果たしました。

そして目指すは、2010年の南アワールドカップ。
着実に力をつけてきたと評価される日本代表チームを率いるオシム監督が
脳梗塞で倒れたというニュースを先ほどテレビで見ました。
川淵さんが涙ぐんでいる様子に、心配が募ります。

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都会化する風景

2007年11月15日 | 2007年
ベランダの向こうで目を和ませてくれていた栗林が、
日々、小さくなっていきます。
地主さんが亡くなったと聞いていたので、
もしかして、とは思っていたのですが残念なことです。

普段は静かな日中に、電気ノコギリの音が響いています。
あと数日したら更地になってしまうようです。
その後は駐車場か、マンションか。
その向こうではクレーンが立ち、マンション建設中。

ゴミ焼却場の煙突より高くなりそうな様子。
空の広さが気に入っているのですが、
少しずつ都会化していく風景に、気持ちが沈みます。

冬が近づくにつれ、富士の向こうに沈む夕日が美しい光を投げかけてくれるのが、
せめてもの慰めです。

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巨大建築という欲望

2007年11月14日 | 2007年
少し前の新聞の書評欄で目に留まったのが「巨大建築という欲望」という本です。
「建築」と「欲望」という、全く結びつかないような言葉の並びに意表をつかれました。

「ハコモノ行政」という言葉があります。
自治体の首長や政治家は自分の権力を誇示するかのように、
在任中に巨大な施設を造りたがります。
まさに政治家の欲望とでも呼べそうです。

なかなか面白そうですが、値段を見ると3,990円。
う~ん、ちょっと考えてしまいました。
しばらく忘れていて、週末に新聞を整理していたら、
この書評がまた目に入りました。

やっぱり読みたい。
出版から日数も経っているので、
アマゾンに「ユーズド」(中古)で出ているかも知れません。

早速チェックしたのですが、出ていませんでした。
スポーツ施設についての項目があるかどうかは分かりませんが、
本は思いついたときに買っておかないと、入手できないことがあります。

3,000円以上は送料がかからないので、思い切って注文しました。
その本が今朝、宅急便で届きました。
ずっしりと重く、総ページ数514。

著者はディヤン・スジックというロンドン生まれのユーゴスラビア人。
帯にはこう書かれています。

 建築にとりつかれてゆく権力者たち、
 自らを売り込もうとする建築家たち

この文言を挟んで、建築家の名前がズラリと羅列されています。
 ヒトラー、スターリン、ムッソリーニ、毛沢東、
 ミッテラン、歴代アメリカ大統領、
 ロックフェラー、サダム・フセイン

そして相対するように有名建築家の名前が並びます。
 シュペーア、ル・コルビュジエ、ミース・ファンデル・ローエ、
 リベスキンド、フランク・ゲーリー、ノーマン・フォスター、
 フィリップ・ジョンソン、コールハース、ミノル・ヤマサキ

残念ながら目次を見ても、日本の建築に関する記述はないようです。
さて、と日本の現状を眺めてみると、
権力者は石原慎太郎、建築家は安藤忠雄ということになるでしょうか。

勿論、問題とすべき巨大建築は2016年に招致している
東京オリンピックのメイン会場となるスタジアムです。

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女には任せられない?

2007年11月13日 | 2007年
NHKの紅白歌合戦の司会者決定のニュースには、驚かされました。
歌手が男女に別れて対戦するこの歌番組の存在意義は、
司会も徹底して男女にこだわることにあると思っていました。

ところが今年の赤組司会者はSMAPの中居正広。
男性側の白組が女性司会とくれば今風でいいと思ったのですが、
なんと笑福亭鶴瓶が登場したのです。

今朝の日刊スポーツには「凍りつく取材陣」の見出しがありましが、
テレビの前の私も、一瞬、何事かと凍りつきました。
それにしても、中居正広に赤いジャケットを着せれば済むという話ではないでしょう。

男性司会2人の起用は、1956年の高橋圭三、宮田輝両アナウンサー以来だとか。
半世紀前、テレビで女性アナウンサーの姿は見なかったように記憶しています。

しかし、現代ではテレビ局にも芸能界にも多くの女性が活躍しています。
司会者に相応しい女性が1人もいなかったとは、同性として寂しい限りです。
できることならNHKの担当者に、人選の基準を聞きたいものです。

(注:私は毎年、紅白歌合戦を熱心に見ているというわけではありません。
司会の人選がとても気になっただけです。)

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格差社会の中国

2007年11月12日 | 2007年
ソフトブレーンの創業者の宋文洲さんから、毎月、メールマガジンが送られてきます。
宋文洲さんのことは、以前、ブログでもご紹介したことがありますが、
雑誌「財界」のセミナーで講師をされ、その時お会いして名刺を交換しました。

後日、自著「やっぱり変だよ 日本の営業」を送ってくださいました。
営業マンがいかに非効率、非合理的な仕事の仕方をしているかをまとめたもので、
文字通り、目からうろこが落ちる鋭い指摘がいくつも盛り込まれていました。

そんな視点を持つ宋さんのメルマガも、非常に示唆に富むものです。
今日は、私の下らないブログの代わりに、宋さんからのメルマガをご紹介します。
(10月のメルマガです。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
論長論短 No.50
世界を徘徊する「搾取の幽霊」
宋 文洲

広がり続ける日本の格差が問題視されることがありますが、実はまだ日本は
ずっとましな方です。

富裕層が急増した米国では、低所得者の所得がむしろ2000年よりも下がっ
ています。食料品の高騰とサブプライムローンの破綻に伴い、彼らの状況はま
すます悪化すると思われます。

北京の工事現場で働く労働者は浮浪者のように現場に泊まりながら未明から仕
事を始めます。しかし、彼らの月給は富裕層の一回の食事代にも及ばないのです。

私の父は昔の上海でビジネスを行っていましたが、中国革命の後、全財産を没
収されたうえ、いじめられました。それでも父が「革命はよかった」と言って
いました。

最初は体制への従順を示すためだと思っていましたが、どうもそれが父の本音
のようでした。理由を聞くと金持ちの玄関先でよく物乞いの餓死体を見かけて
強い不公平感を覚えたそうです・・・。

先日、北京で昼食をとりながらテレビを眺めていると、高速道路で倒れた青年
を地方の警官が助けたニュースが流れていました。その青年は田舎から上京し
工事現場で一ヶ月働きましたが、雇い主から給料を一銭も払ってもらえません
でした。所持金もないため、はるばる故郷まで歩いて帰ることにしました。

捨てられた食べかすなどを拾って飢えを凌ぎながら、数千キロ彼方の故郷を目
指しましたが、とうとう力尽きで路上に倒れたそうです。

テレビは人助けの警官を褒めていましたが、私はそんな当たり前のことよりも
青年がひどく搾取されたことを思うと、胸がいっぱいになり食欲が失せました。

私は社会主義の教育を受けて育ちました。地上から搾取を無くすためにすべて
の人々が立ち上がるべきだと教えられましたが、その社会主義の理想は世界的
な敗北を喫し、中国でも陳腐の象徴となりました。

最近、ひょっとすると社会主義はもともと人類の理想としてではなく、ただ膨
張が止まらない人類社会の欲望を制御するためのツールではないかと思うよう
になりました。

格差の大きさを示すためによく使われるのはジニ指数ですが、なんと最近、中
国と米国はほぼ同じ数字になっているそうです。

格差問題で各国政府が非難の的になっていますが、ひょっとすると我々が現在
是認する価値観とライフスタイルそのものが格差を拡大させているのではない
かと思います。

「ローマは一日にして成らず」。案外、人々が「社会主義を打ち負かした」と
喜んだ10年前から、「搾取の幽霊」は既に静かに世界中を徘徊し始めたかも
しれません。「それでも今の世界のほうがましだ」という考え方も間違ってい
ませんが・・・。(終わり)

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オリンピックを迎える社会主義国・中国が
これほどまでの格差社会であることに、ショックを受けました。

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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
   代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  地域づくりアドバイザー
  http://www.sports-21.com










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モンスターペアレント撃退法

2007年11月09日 | 2007年
水曜日の「実戦ゼミ」でお話しいただいた白井貴子さん。
出席者からは「なかなか面白い人ですね」という感想が届きました。
スポーツウーマンらしく、飾らない人柄でとても好感が持てます。

「面白い」で思い出したのが、最近、学校に出没する
モンスターペアレントと呼ばれる、理不尽な要求をする親への
白井さんならではの対応策。

スポーツの試合で自分の子どもが起用されないと、
「他の子どもと交代させろ」とか「監督を替えろ」などと
強引に自分の意見を通そうとします。

「そんな親には、そのスポーツをさせれてみればいいんです。
スポーツの素質は親からの遺伝で受け継がれたものがなければダメ。

親は、自分で素質の無さを見せることになって、
無理な要求だと分かるはず。
トンビがタカを産むわけがないんです」

なかなか説得力のある撃退法だと思いませんか。

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   代表取締役 三ッ谷洋子
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