三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

お久しぶりです

2015年12月14日 | 2015年
すっかりご無沙汰してしまいました。
ブログの読者からご連絡をいただき、たいへん恐縮しています。

考えてみると、この1年間ブログの更新をしていませんでした。
あっという間に年末になりましたが、大丈夫です、元気にしています。
ありがとうございます。

若いときであれば、「書くのも大変だから止めたのか」と想像しますが、
私の年齢になると「何かあったかのか・・・」と考えるのは当然かも知れません。
新年に向けて知人・友人から何枚もの喪中ハガキが届き、
高校時代から親しくしていて、とても元気だった友人が亡くなりました。

社会人になったばかりの大学の教え子たちと一緒にランチをした時のことです。
「人間は不老不死でないことがようやく分かった」といったら、
彼らが全員、一斉に大きな声で笑いました。
同感してくれるかと思って口にしたのですが、意外な反応に驚きました。

よく考えてみると私の意見に同感してくれるのは年配者なのです。
彼らはまだ若い。だからこそ全く実感が湧かなかったのでしょう。
私も若いころはそうでしたから。

「トシを取ると時間の経過が速く感じられる」とは、よく言われることです。
私もずっとその答えを探してきました。
その結果、「分数」として認識することがよいという答えにたどり着きました。
「分母」が自分の年齢、分子は常に「1」。

小学校に入った頃のことです。
記憶にあった過去のクリスマスやお正月について思い出すことができました。
1年は「6分の1」とか「7分の1」でした。

それから半世紀以上がたちました。
自分の人生の「50分の1」「60分の1」が1年だとすると、
月日の経過を速く感じるということが理解できます。

先日、私が30代に書いた文章を読む機会がありました。
それなりにまとまっていましたが、「私も若かったな~」という感想です。
米国を例をあげて、健康に必要なのは「知育」と「体力」と書いています。

今なら、さらに「心」の大切さも入れるでしょう。
私も人生を長く生きてきたからこその気づきだと思います。
武道ではよく「心技体」といいますが、まさにその通りです。
「心」がいちばん最初にあるのも意味のあることのようです。

私の世代はすでに会社を定年退職している人も少なくありません。
そんなこともあり、「次代への継承」について真剣に考える昨今です。

いつもつたないブログを読んでくださり、心よりお礼を申しあげます。
お約束はできませんが、来年も無理をしないよう新しい年を迎えようと思います。
皆様もどうぞよいお年をお迎えください。

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       三ッ谷 洋子
 元株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)代表


コメント (1)
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