soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「女は男の未来だ」未来なんて感じない

2006-01-25 00:30:05 | 韓国映画・アジア映画
「女は男の未来だ」★★☆
ユ・ジテ、キム・テウ、ソン・ヒョナ主演
ホン・サンス監督、2004年韓国

ユ・ジテは好きな俳優のひとり、
それだけの理由で映画館へ。

見ていて考える、「似たような映画を見たよな」
そうだ昨年の韓国映画祭で見た
「可能なる変化たち」ジョン・チャン、キム・ユソク主演← 過去記事にジャンプ

会話や行動も突飛なものがない分
リアルといえばリアルだ。
でもこんなの見たいかと考えると、こんな日常を
覗くような映画は見たくない。

せかっくなら日常のすぐ側で感じる
ファンタジーを見たいのだ。

名作「オールド・ボーイ」では研ぎ澄まされた体をしていた
ユ・ジテがゆるい腹の中年の体になって
ゆらゆらと「ダメ」な人間を演じている。

こういうのって見たくない、そこらじゅうで見かけるからだ。
でも一瞬輝く姿や、ほのかな希望が見たいのだ。
無表情の地下鉄の人々や、
同じ方向へもくもくと歩く姿を見たくて劇場へいくのではない。

とはいえ、作り手の意図は充分感じたので
うまい作り手なんだなと実感。

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