「神の手 上・下」★★★☆
パトリシア・コーンウェル著
346、328ページ各750円
年末、書店の店頭に平積みの本、
コーンウェルの新作
正月休みの本はこれに決定。
連続殺人、行方不明者、犯罪心理
色んな要素を主要人物がそれぞれ取り組み
複雑に絡まりながら、ひとつの結論へと
つながっていく。
相変わらずの、うまい語り口
展開のスリル
そしてなによりスカーペッタ、ルーシー、
マリーノ、ベントンと
主要人物には、「検屍官」の頃からの
思い入れもたっぷり。
シリーズとは15年近くを時間を共有しているので
もう他人事じゃない入れ込みもある。
ただ、今回の中心となる核の部分には
ちょっと首をひねりたくなった。
もっと生々しく、人の深層心理を暴いてくれなくては。
このオチじゃ納得できない。
そう感じながらも残りのページが少なくなったときに感じる
「早くラストまで読みたい、でも読み終えてしまうのはもったいない」という
ジレンマは充分に感じた。
次が早く読みたい!
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パトリシア・コーンウェル著
346、328ページ各750円
年末、書店の店頭に平積みの本、
コーンウェルの新作
正月休みの本はこれに決定。
連続殺人、行方不明者、犯罪心理
色んな要素を主要人物がそれぞれ取り組み
複雑に絡まりながら、ひとつの結論へと
つながっていく。
相変わらずの、うまい語り口
展開のスリル
そしてなによりスカーペッタ、ルーシー、
マリーノ、ベントンと
主要人物には、「検屍官」の頃からの
思い入れもたっぷり。
シリーズとは15年近くを時間を共有しているので
もう他人事じゃない入れ込みもある。
ただ、今回の中心となる核の部分には
ちょっと首をひねりたくなった。
もっと生々しく、人の深層心理を暴いてくれなくては。
このオチじゃ納得できない。
そう感じながらも残りのページが少なくなったときに感じる
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