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読書と旅行と柴犬のブログ
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「フライトプラン」母の愛も強すぎは怖い

2006-01-28 21:15:13 | 大作映画ハリウッド系
「フライトプラン」★★★★
ジョディ・フォスター、ショーン・ビーン主演
ロベルト・シュヴェンケ監督、2005年アメリカ

娘が誘拐され、理由も分からなければ、
親ならジョディ演じる主人公のような
気持ちになるのは分かるのだろうが、
一緒の飛行機には乗りたくないね。

飛行中に酸素マスクが一斉に落ちてきたら
それだけで息苦しくなりそう、
そして停電、もう最悪を覚悟するしかない。

これは映画だけで成り立つ世界、
もし同じ飛行機に乗り合わせたら
理由も聞かずにガッチリ拘束して、おとなしくしてもらう。

昨年11月にバンコクで見たので
今回は2回目、
やはり字幕があると理解度は違う。

巨大な飛行機の中とはいえ、
これで一本の映画を成立させた脚本はスゴイ、
理性的な雰囲気のジュディが
顔にアザをつくり、金髪をなびかせて走れば
黙って成り行きを見守るだけだ。

ここに思想はない、教訓もない
だけど見るべき映画はある。

海外旅行前には見たくないが、
小粒な作品をいくつか見た後なら
映画を見たなーという気分にさせてくれる。

ただ、ジョディ・フォスターにもっと熱い感動を期待する向きには
少し物足りないという感じは否めない。
次はもっと期待してるよ!

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ジョディ・フォスターの「コンタクト」は忘れられない。
映画館を出てから、見上げた夜の空。
輝く星に思いを馳せたあの時のキリッとした空気感。

音楽を聴くとある時期の思い出が蘇るように
映画を見ると、出演者の過去の作品なども思い出され
ひととき幸せな気分になったりする。

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