秋は実りの秋と言いますがどんな実が実るのでしょう?色づき始めた森を歩いて探して見ましょう。
先週の天候不順での延期となり、今日の開催になりました。台風の影響で倒木など処理が出来ていない状況下の中、安全を確保出来るコースを設定して行いました。ビジターハウス前に集合、挨拶の後に参加者全員で足慣らしのストレッチを行い豚コレラ対策の石灰で靴底を消毒して出発です。
台風のおかげ? モミジバフウの青い実
台風の風によって枝が折れ、実が落とされて熟す前の青い実が観察出来ました。いつもは褐色の実ですが、こんな出会いも嬉しいですね!!
畜産センター公園の名物です!
北アメリカ産の「テーダマツ」です。日本産の松との違いは葉の数が3本ある事と松ボックリが大きく棘があります。松の葉っぱもしっかり観察して特徴を覚えましょう!
新発見!!清楚な花ですね!
ヤマハッカの花です。白花カタクリが見つかった場所で初めて見ました。淡い紫と言うよりも淡い青から濃い青の色が清々しいグラデーション効果で癒しを感じさせます。
下を向いて歩こう!!
皆さん下ばかり見ています。そうです!足元には木の実が落ちているのです。クリやコナラ、アベマキ、アカマツ、ツゲ、ヒノキ、コウヨウザン、イイギリ、コブシなど木の実を求めて山道を歩いてもらいました。この後、渡りのチョウ「アサギマダラ」に出合えるサプライズが・・・
ドングリは秋の主役!!食べられるスダジイの実
山道にはアベマキ、アラカシ、コナラ、クリの実が、ビジターハウスの周辺ではスダジイ、ツブラジイ、クヌギの実。その他カシワ、ウバメガシ、シラカシ、シリブカガシです。マテバシイの木が植栽されていてドングリの約半数の種類が観察することが出来ます。
開催が1週間ずれてしまい見どころが変わってしまったところもありましたが、ドングリの仲間を中心に多くの木の実を観察出来たことやアサギマダラに出合えたことは良かったです。
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