第二水曜日の百年公園はワンコイン散策の日です。昨日の怪しい天気だ心配していましたが降水確率0%で最高の御天気です。今日は虫の散策です。参加者皆さんにタモと虫かごを持ってもらいスタートです。
昆虫とクモの違い
先ずは基本中の基本、昆虫とクモの違いをおさらしてもらいます。昆虫は足が6本。対してクモは足が8本です。
タナグモ科 コクサグモ
植込みの所には必ずと言って良いほどこのクモとクサグモが居ます。両方とも似たような網の張り方ですが頭の部分の柄が違いますので見間違う事は無いはずです。
ラン科 ネジバナ
虫の散策ですが、この花が奇麗に咲いているのでムシできませんでした。結構何処にでも自生している加減かこの花がラン科だと思って見えない方が多いように感じます。この花姿をドアップで見てもらうと納得されます。
ドロバチ科 エントツドロバチ
博物館入り口の坂の手前に営巣しています。ハチの名前にもなっている煙突が出来ています。幼虫部屋が完成するとこの煙突は取り払われて一面泥の壁になります。壊した煙突で壁を作り完成です。来春に成虫が出てきます。珍しい事にこのハチのオスが見つかっていないとか?単一生殖で増えていくようです。不思議ですね!!
タマムシ科 ムツボシタマムシ
今日初めて参加してくれた小さなお子さんが見つけてくれました。これでもタマムシの仲間です。ひっくり返ると綺麗な構造色が見えます。どちらかと言うと珍しい部類の昆虫です。20人近くの参加者の方々は童心に帰ってすっかり虫取りに夢中でした。でも虫の方が早くウラギンシジミが何回も飛んで来てくれたのですが、とうとう捕まえる事叶わずで見てもらうことが出来ませんでした。残念!!