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ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

2016年2月20日なるほど自然講座「山川醸造・しょうゆ蔵めぐり」 パート1

2016-02-21 00:20:56 | なるほど自然講座
板囲い

江戸時代から続く醤油の工房「山川醸造」を訪ねました。今年度、岐阜市景観賞を受賞したその建物は、昭和の時代を思わせる風情が感じられます。
                                醤油の出来る工程

まず初めに山川醸造さんから、溜醤油についてのレクチャーを受けました。原料の大豆、小麦、塩の割合やねかせ方で5種類のしょうゆに分けられるそうです。

                                              醤油の色は??

絞りたてのしょうゆの色は、なんと「赤色」。褐色や琥珀色と思い込んでいましたから、これには全員びっくりポンでした!

2016年2月20日なるほど自然講座「山川醸造・しょうゆ蔵めぐり」 パート2

2016-02-21 00:15:16 | なるほど自然講座
醤油の元

3日間麹菌を繁殖させたものがこれ。まるで動物のOOOみたいですね^^
麹の出来が良いほど黄色い麹の粉が舞い上がりマスクをしていても、鼻の中から目頭、耳の穴の中まで真っ黄色になっちゃうそうです 
                             搾り機                               
薄く切った味噌を包んだ布を積み上げて、水圧でプレスして溜醤油を搾り出しま
す。溜醤油が滴り落ちている様子はちょっと感動しますよ。
                                              お買いもの

搾りたての溜醤油を味見させていただきましたが、これがとっても美味しかったです^^
醸造現場の見学会は、知っているようで知らなかったことが学べ大変有意義でし
た。

山川醸造さん、ありがとうございました。今後のご活躍を期待しております。

アート驚く「川原の石遊び」 in 千鳥橋 パート1

2015-10-26 08:57:03 | なるほど自然講座
良いお天気でしたが少々冷え込んで風が冷たかったです。今日は皆さん初めての経験です。河原の石を拾って、いろんな絵を描いて貰おうと言う企画です。上手くいくのか不安で一杯の様子です・・・

先ずは、全員にスニーカーを描いて貰います。

最初の手順をお伝えします。ベースの色を付けたら紐を結ぶところの色塗りです。アクリル絵の具ですから乾くのが早いです。失敗しても塗り直しが効くので幾分気楽に塗ることが出来ます。

                       選んだ石に色付けをしていきます。

いざ自分が塗り始めると言葉も出ないくらい一生懸命になっているようです。そう!まるでカニを食べている時の様で静まり返っています。

                                ラインや紐を描き、黒いペンで縁取りをして完成です

仕上げに黒色の縁取りを入れます。その色を使う事によってかなり出来上がりの雰囲気が違ってくるのが面白いですね。作品全体にしまりが出てきます。

アート驚く「川原の石遊び」 in 千鳥橋 パート2

2015-10-26 08:41:26 | なるほど自然講座
皆さんの力作です!!
 
スニーカー描きで基本を覚えて貰ったら、今度は自由に好きなモチーフで描いて貰いました。一斉に描く石探しから自由作品に挑戦です!!いろいろなスニーカーと自由作品が出来上がりました!
                        全員で作品の鑑賞と品評会です

「あの形、おもしろい!」「うまい石の使い方」など色々な意見でにぎやかです。講師の方から指導を受けながらの製作と言うのもあって、思っていた以上に簡単に出来上がり参加者一同大満足の様子でした。
                                      この4作品が、全員納得の優秀作品です

如何でしょうか?ストーンペイントは、皆さん初めての経験で戸惑って見えましたが、描き始めると誰もが口数少なくなって見事な集中力を発揮して見えました。特に二度目の自由作品については、石の色や形をうまく取り入れて、上手く描くことよりも楽しんで描くことを少しは味わって頂けたものと感じました。

どんな物でも自分の手で一から仕上げると言う行為は何物にもまして貴重な体験になります。手と頭とその場の空気と全てがプラスに働き脳が活性化されるのでしょうね・・・ご自分で石を拾って作ってくださいね。

長良川の川原の石の謎に迫る パート1

2015-10-05 18:17:56 | なるほど自然講座
                長良川の河原の石の謎 
長良川の河原の石はどこからたどり着いたのか、皆さんも不思議に思っていることでしょう。その謎を岐阜大学の小嶋先生に解き明かしてもらいました。

千鳥橋から河原全体を俯瞰する

川はくねくねと蛇行しながら流れていますが、カーブの内側と外側では流れの速さが違います。また石の大きさからも流れの速い場所なのかゆるやかなのかが分かります。こうして河原全体を眺めてみると、よく増水する場所とそうでない場所では植物の生育が違うことや「河岸段丘」といって段々の丘になっていることがわかりました。

                    石は基本3種だとか

石も種類が多そうで分類が難しそうですが、大きく分けると「火成岩」「堆積岩」「変成岩」の3種類しかないそうです。これなら、なんだか覚えられそうだ^^

                                 流域の地質図を見ながら

長良川流域に見られる岩石は、新生代火山岩や中生代火山岩、また美濃帯では金華山や百々ケ峰に代表されるチャートが広く分布しています。チャートなんて別に珍しくもない、なんて思っていたら意外にもそう全国的にある岩石ではない、ということが分かりました。