思惟石

懈怠石のパスワード忘れたので改めて開設しました。

『美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯』

2023-04-20 16:41:27 | 日記
『美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯』
中野京子

文庫本なのに、絵画のみならず、
彫刻やアントワネットが愛用していた茶器等、
図版が多彩で楽しい一冊。

この本は、
ヴェルサイユ宮殿が企画・監修したという
『マリー・アントワネット展』開催記念出版本です。
NHK出版新書。

なるほど、展覧会に即して編集されたから
図版も豊富なのか。ありがたし。

私はベルバラ世代であり、
中野京子ファンでもあるので、
マリー・アントワネット界隈はすでに履修済みよ!
と思いつつ、
改めて当時のオーストリアとフランスの関係を踏まえながら
一通り読んでみると、やっぱりおもしろい。

とはいえラスト(特に王太子のかわいそうな扱い)は
すでに知っているがゆえに読むのツライなあ。

それはさておき、図版が多くて楽しい。
そしてお得な文庫である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『はじめての構造主義』 お... | トップ | 『中世シチリア王国』 特産... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事