思惟石

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『チェスナットマン』北欧どうかしてるぜ系ミステリ

2022-03-17 15:09:21 | 日記
『チェスナットマン』
セーアン・スヴァイストロプ
高橋恭美子:訳

北欧どうかしてるぜ系ミステリである。
個人的には主に『ドラゴンタトゥーの女』で構成されるジャンルですが。

『チェスナットマン』は、
デンマーク・コペンハーゲン警察が舞台のミステリ。
子持ちの女性がターゲットの連続殺人で、
現場に置かれていたチェスナットマン(どんぐりの人形)から
一年前の少女失踪事件につながるようだけど…。
という話なんですが。

子どもへの虐待やら男女差別やら陰惨な殺害方法やら。
北欧ってこういうのしかないのか?
それともこういうのしか売れないのか?
いずれにせよ、怖いよ!どうかしてるぜ!!!

となります。

最後、真犯人は意外な人!
というのは、まあ、そうなんだけど。
だからと言って、母親が殺される意味がまったくわからない。
狙うなら父親じゃないの?なんで?

感想としては最初から最後までどうかしてるぜ!である。

ちなみに北欧どうかしてるぜ系ミステリには
「北欧ノワール」というジャンル名もあるようです。
アーナルデュル・インドリダソンの『湿地』『緑衣の女』が
よく挙げられるみたい。
翻訳ミステリ大賞か何かで見かけて、手に取りかけた。
あぶなかった…!!
絶対読まないからな!!というためにメモっておく。
(でもすぐ忘れる)
コメント
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