~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/3/13(土)「悩みを抱える子どもたちのための窓口」が必要

2021年03月13日 | 子ども・子育て
今日の夕刊の記事に、
未成年時に両親の離婚・別居を経験した、 
20代〜30代の1000人を対象にした法務省の調査から、
「両親の不仲に気づいていながら、
両親からは何の説明もなく、
周囲にも相談できない」
子どもたちの実態が取り上げられていました。

1月にネット上で行われた調査結果によると、
両親が別居を始めた年齢は、
「3歳未満」から「中学卒業後」まで、
どの時期も同数くらいで、
別居後、母親と同居が786人、
別居前の家庭内の状況を覚えていると答えたのは672人とのことでした。


●両親の不仲については、
「知っていた」「薄々気づいていた」が543人(80.8%) 

●両親からの説明
「なかった」が235人(35.5%)

●周囲に相談
「相談した」は63人(9.4%)

●相談しなかったのは、
「人に言いたくない」129人(19.2%)
「適切な人がいない」128人(19.0%)
「自分で抱え込んだ」56人(8.3%)
等々、結果が報告されていました。

両親の離婚・別居による、
ひとり親家庭は、年々増える傾向にあります。
さらにコロナ禍が加わり、
子どもたちの生活環境には、
どうしても閉塞感が感じられ、
気軽に話せる窓口や場所は、
必須だと感じます。

専門家だけでなく、
その子のことを小さいころからよく知っている身近な人の存在も、
クローズアップしてほしい。
きっと、チカラになれると思います。