~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/3/24(水)「阪南市議会令和3年第1回定例会」最終日

2021年03月24日 | 議員

今日は、「令和3年第1回定例会」の最終日でした。

市から提案され、各委員会で審議された議案は、
すべて可決されました。
1件、予算審査特別委員会での「令和3年度阪南市一般会計予算については、
「6月議会までに令和3年度決算が単年度黒字となる行財政構造改革プラン改定版を提出すること。」
という「附帯決議」をつけることを可決しました。



議会議案は
①阪南市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について
●この5月から、市の組織が変わることに伴う名称変更の改正です。
 「市長公室」→「総務部」 「総務部」→「未来創生部」
 「事業部」→「都市整備部」 「福祉部」・「健康部」→「健康福祉部」
 など、結構、変わります。
 質疑なく、可決しました。

②阪南市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について
●「大阪維新の会」さんが、ずっと提案している「議員報酬の25%減額」の提案です。
たしかに「財政非常事態宣言」が出ている状況で、議員として報酬減額はしないのか、と言われると、した方が「市民に寄り添っている」と思われるのかもしれませんが、「報酬25%カット」ありきの話ではなく、「議員が報酬を減額して守りたい(作りたい)事業は何なのか」というような議論があってしかるべきではないかと思います。
私自身は、議員生活4年目になりますが、贅沢はしていなくても月額報酬はほぼなくなり、正直、秋の選挙に出馬するとしたら、夏の手当を全額取っておかないといけないなあと思っているくらいです。
それでも、みんなで話し合って、「報酬を減額して、こうしていこう」という意義や成果が見えるなら、もちろん賛成したいと思います。
結局、賛成は維新の会のお2人だけで、否決でした。

③「議案第20号 令和3年度阪南市一般会計予算についての附帯決議」
●これは、最初に報告したとおり、14名全員の賛成で、可決されました。
予算案に反対するわけにもいかない中で、丸ごと賛成とは言えない状況の中での附帯決議です。

④大脇議員の一般質問中の発言の一部の取消を求める件
●これも、維新の会さんからの議案でした。「大脇議員の一般質問の中に、事実を誤認した発言があった」ので、取り消しを求めるということでした。
私の認識では、「発言の取消」は、「本人」か、「その発言により、名誉や人権を侵害された人」が行うことだと思っていたので、この議案は、「本人以外の人が、発言の取消を求める」という不思議な提案だと思いました。
意味がよくわからず、これも賛成は維新のお2人のみで、否決でした。

なにかすっきりしない終わり方の令和3年第1回の定例会でした。