~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/3/19(金)「社会教育委員会議」を傍聴しました。

2021年03月19日 | はんなん話
先日の「予算審査特別委員会」で、
「社会教育委員」さんがどんなことをしているのか、など質問させてもらいました。
まだ議員ではないころに、何回か「社会教育委員会議」を傍聴したことがあったのですが、
ここ何年も傍聴していないので、開催日がわかったら行こうと思っていたところ、
ちょうどホームページで開催日の案内を
見つけたので、
今日は、傍聴できました。

委員の方は、
数年前とほぼ変わらない方々で、
市民公募の方以外は、
組織から選出された方々のようでした。

今日の議案は、
「生涯学習推進計画の見直しについて」
あとは、
「中央公民館体制の構築について」、
「公民館の指定管理者決定に関すること」、
「図書館の指定管理者制度導入についての経緯と方向性」、
「社会教育施設でのコロナ対策の取り組みについて」
最後に、
「旧下荘小学校跡地の利活用について」
でした。


「生涯学習推進計画の見直し」案件については、
どなたかが「素晴らしすぎる」と発言されていましたが、
本当にこんな町になれたらいいなあ、と思います。


ただ、市民活動や施設の連携やネットワークの活用といいながら、
「市民活動センター」との関わりについてはどこにも触れられていないし、
NPO法人との関係も見えません。

阪南市では、
市民団体、市民活動との協働に、
NPO法人をどう位置づけているのか、
よくわかりません。
NPO法人は、会費や寄付、事業などでお金を自分たちで生み出しながら、
目的の達成のために活動していて、
いわば専門分野の即戦力なわけです。
そんな団体とうまく付き合うことは、
市にとってはメリットでしかないと思うのですが、
そのチカラやノウハウは、
あまり生かされていないと感じます。

計画が「絵に描いた餅」にならないよう、
現状を正しく認識し、評価した上で、
次のステップに進んでほしいと願います。

中央公民館体制や、
3公民館の指定管理、
図書館の指定管理者導入に関しては、
「なぜ」
「どう変わるのか」
「メリットとデメリット」
といったことが、
あまり共有できていない、と感じました。
公民館長は一生懸命に説明されますが、
現実とつながらない、
イメージが共有できない、ということかなと思います。

私は、今の公民館や図書館の運営状況を考えると、
指定管理も「あり」だと感じています。
今より少しでも、 
市民にとって「意義ある施設」、
「通いたくなる施設」になれるよう、
期待したいと思います。

何年ぶりかの「社会教育委員会議」。
会議というよりは、
市の事業の説明や報告、という内容だと感じました。

市民が参加している会議をいくつか傍聴していますが、
全体的に「報告や決まったことについての意見をきく」だけで、
「きいた意見で何かが変わる」という想定はないように感じます。
これ「市民委員」の意味あるのかなあ。
これ「市民協働」っていうのかなあ。