35年前に、東鳥取公民館で講座としてスタートし、
そのあと公民館クラブとして継続、
その後、尾崎公民館に活動場所を移し、自主サークルとして、
毎月1回、
季節やテーマにあった「童謡を歌う」活動を続けていた「童謡の会」が、
今日、幕を閉じました。
昨年の2月まで、
毎月1回定例で開催していたのですが、
主宰されている方が白寿を迎える年齢になられたこと、
参加される方もご高齢になられてきて、
一時期、毎回100名を超していた参加者が、
半分くらいになったことから、
「そろそろ……」と考え始めたものの、
極めつけのようなコロナ禍があり、
幕を引くタイミングをつかめないまま1年過ぎてしまっていたところに、
大ホールを使えるきっかけをいただき、
この3月で幕を下ろすことを決心されたそうです。
今日、会場には、
35年間歌い続けてきた方、
会の発足のきっかけを作られた方、
昨年2月まで、この会に参加することを楽しみにし続けてきた方、
そして、
主宰されている方にあこがれ、尊敬し続けてきた方などが、
集まられました。
私が「童謡の会」を知ったのは、
もう10年以上も前のことですが、
主宰の方とは、それ以前に、
西鳥取公民館で8月に開催していた、
地雷に反対する平和コンサート、
イラン・イラク戦争反対の意見広告などの取り組みへの賛同、
阪南市の第九コンサートの復活、
阪南市九条の会発足などでも、
ご一緒させていただきました。
私が正式に「童謡の会」の会員になってからは、
まだ1年半くらいで、
やっと「童謡を大勢で歌う」楽しさにハマりかけたところでした。
今日は、
選びぬかれた曲を12曲歌いました。
途中、
35年前に会のきっかけを作られた方や、
35年間いっしょにやってこられた方のメッセージもいただきながら、
会への思い、
童謡への思い、
そして、
主宰されてきた方への感謝、
いっしょに歩まれてきた方々への感謝など、
話された1人1人のことばは、
心に深く入りました。
35年間の間には、
さまざまな困難もあったことと思います。
長年の活動に敬意を表し、
たくさんのみなさんを魅了してきた童謡のチカラ、
そして、その魅力を、
すてきなお話と笑顔で伝えてこられた主宰者の方と過ごせた時間に感謝します。
とても、
豊かで幸せな時間でした。
私もいつか、
関わるみなさんに、
「豊かで幸せな時間を提供できるようになりたい」と、新たな夢を持てた時間でもありました。