しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

作家の愛したホテル。(4/6*月)

2015-04-06 | 読書大好き!

桜は満開だと云うのに雨が降り続く金沢です。
そんな日は読書の時間が楽しい。
今日の夜、やっと〆切仕事を終えてほっとひと息。
この安堵感が好きです。

いつものように市立図書館から何冊か借りて来た本を
夜の寝る前に読んでいます。
この本は、作家の伊集院静氏が仕事で訪れたときに泊まった
世界のホテルをいくつも紹介していますが、
その背景に画家の生涯が絡まっていたり
日本とは違うお国柄が垣間見えたりしていて楽しい。

この方、かなり個性的な生き方をされているが
こんな生き方や考え方もあるのかと妙に感心してしまう。

時々、読んだ本から心に残る言葉を取り出してみようと思う。

伊集院氏が好きだと言うスペインが生んだ巨匠ジョアン・ミロ。
スペイン・バルセロナでの宿泊したホテルは
ミロの面影を追いつつの旅でもあった。ミロの生き方を通して
思考し、最後に結ばれた言葉がこれ。噛みしめてみたい言葉である。

「私たちは自分にとってかけがえのないものは何だろうか、
と考えざるを得ない。かけがえのないものを持つこと、探すことが、
実は生きる行為の大半ではないかと思う」




最新の画像もっと見る

コメントを投稿