

何だかんだと私の周りで
アサギマダラの名をよく耳にする。
アサギマダラは渡りをする蝶で、能登の方では研究者に
マーキングされてから放たれていて
その蝶が鹿児島の喜界島で見つかっているそうだ。
そんな新聞記事を読んだのがきっかけらしく
見たことのない友人は、一度見てみたいと憧れている様子。
私は夏場に医王山に出かけると会える蝶。
暑い夏に、ブルーの羽が涼し気でとても印象に残る蝶だ。
先日、卯辰山に住む友人が
毎年一頭だけアサギマダラを見かけるというので
私は「えっ、私は毎日お散歩していても見たことないよ~!」
なんて話していたすぐ後に、私の目の前をふわりと飛ぶ蝶が!
「出たよ~!」と叫びながら、デジカメで写す、写す、写す。
そうか、こんな近い場所にもいたんだ。
10月に出会ったアサギマダラは
何だか少し小さく見えました。
会えてうれしかったな。久々に興奮しましたが
これから南に向かって旅立っていくのでしょうか。
今年は暖かいのか白山でマーキングしたものが長野で見つかったらしく北上していたとか。
あの体で九州、沖縄近くまで飛んでいくと思ったらすごいですよね。
興奮しながらもしっかり収まっています。
そのうちアサギマダラの渡りを見に行くんですかー?
ちょっと期待していますよ!
http://asaginet.online.ac/cgi-asaginet/gbbs-asagi/joyfulyy.cgi?page=168
私も以前情報をもらっていましたが、そのやり方を見ていると1日に数十頭から百頭以上ものアサギにマーキングして大量に放蝶し、情報網を駆使して行方を追います。何だか『大事業』を見ているような気がして今は見ていません。
しかし、沖縄は言うに及ばず、台湾とか喜界ヶ島からも続々とリアルに情報が入ってきて、それはそれでスゴイものです。その種についてより詳しく知ると言うことは必要なことなので、あのような大量マーキング~放蝶という取り組みにならざるを得ないのでしょうネ。
渡りを調べるには、いい方法なのでしょうね。
私もアサギマダラを見つけると文字の書き込みをチェックしてしまうのですが、ナンバリングがないと何故かホッとします。
調査自体には賛成でも、人の手が入ったり、人工的なものにやはり抵抗感を感じてしまう私です。ちなみに、今までナンバリングのある蝶は見たことないのですが。(笑)
沢山の中の1頭にマーキングがあるのを見る程度だと『まあいいかな』と思いますが、発信元で夥しい数の蝶をマークして放蝶しているからこその1頭であって、それを考えるとやはりすんなりとは受け入れられないものを感じます。
私も同じ場所に遭遇したら、同じことを
やっていたような気がします。
でも50頭くらいの乱舞は、きっと
小さな渡りのグループだったのでしょね。
いいなぁ、いつか私も見てみたい光景のひとつです。
で、この時の乱舞は8月上旬でしたし、かなりの期間,そこに留まっていたところから、渡りではなく集団での吸蜜行動だったのではないかと思います。マーキングした『オオシロ』氏もそう言う見解でした。 ネットの各地のレポーターの報告からもそう言う集団吸蜜する場所があることが伺えます。金沢周辺にもきっとあるに違いありません。手がかりはヒヨドリ,フジバカマでしょうか・・。
渡り蝶で有名ですが、富山の有峰から喜界ヶ島まで飛んで行ったデータもあります。
立山室堂・弥陀ヶ原でも見かけますし、石川県では宝達山が有名で、観察で行ったことあります。
ヨツバヒヨドリとかフジバカマ等によく来ますが、庭にフジバカマ数株ありますので、立寄らないかなといつも見ていますが・・・。(笑う)