しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

ワークショップの研修会。(2/27*日)

2011-02-27 | 人間大好き!
昨日今日の二日間は、輪読会のメンバーの方が代表を務める
「地球市民の会」が主催したワークショップに参加しました。
今回は、JICAの協賛もあり、若者の参加も多かったです。
講師は参加型開発研究所の中田豊一氏で、
海外援助NPOで活躍されている方です。

テーマは「ファシリテーションの練習方法、
行動を導くファシリテーション手法」というものです。

途上国と言われる各国で、日本からの援助が
本当に現地で役立っているのかどうか?
それを現地で生の声を聞く立場の中田氏は
これまでの失敗談、成功例、
実例を取り上げて分かりやすく話してくれました。

「いかに現場で生の本音を聞き出していけるか」が
テーマなのですが、それは誰の日常でも
必要とされる部分かもしれません。

また日本の海外援助ODTやNPOの活動は
実際の現場では無用なものや事柄が多いと聞いたことがあるので、
このように現地の人の本音を聞き出している方の存在は
同じ国民として、とても頼もしく感じました。

今回の研修の中で大切にしたいと思った事柄は、
*人の集まりの中でイメージ的な質問に乗せられないようにすること。
(終始空論になってしまい大切なテーマから話がそれてしまう)
*大切な答えは、こちら側が言ったり教えたりするのではなく
 本人の言葉で表現できるように引き出していくということ。

どちらもとても難しい事柄ですが
この内容を理解し心に留め、トライすることから
よりよい場所にたどり着けるのかもしれません。
それには自分自身に対しての訓練が必要となります。
とりあえず、今日いただいたレジメを読み直し
復習&理解を深めることから始めてみようと思いました。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
難しい研修会だ! (kawasemi)
2011-02-27 21:23:53
しらさん
この方面は知りませんが、例えばODA等は有効に
使われていなかったように聞いています。
その調査にメスを入れることは賛成です。
返信する
kawasemiさん (しら)
2011-02-28 23:15:55
久しぶりのワークショップ関係の研修会でしたが
得るものは多々ありました。
途上国の人たちとのやりとりは聞いていて面白かったですよ。
時間を見つけて私も研鑽していきたいと思っています。
返信する

コメントを投稿