しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

自然史資料館で二回目のゼミ会。(6/24*土)

2017-06-24 | 自然大好き!


昨日は午後5時にメンバーが集合して、
石川県立自然史資料館で6月の角間里山ゼミ会を行いました。



まずは自己紹介をしたあと、4月からここの館長になられた
中村先生に館内ガイドをしていただきました。



展示室を熱心に見学するメンバーたち。



これはツキノワグマの頭蓋骨の標本です。



これは舳倉島で落鳥していたヤイロチョウ、コウライウグイス、
ナンヨウショウビンの剥製。



こちらはカンムリウミスズメの剥製。



最後に学芸員の方に化石の標本を見せていただいたり、
標本の磨き方をきいたりしました。
そしてこれはダイオウイカの標本で7月からの展示の
準備中のものを見せていただきました。

館内見学のあとは、今後の取り組みについての
話し合いを行いました。あっと云う間に過ぎた時間でした。
この資料館には何度かきたことがあるのですが、
やはり専門員の方の話を聞くととても面白かったです。
次回7月は、角間キャンパスの薬草園を訪れる予定です。
興味のある方は、ぜひご一緒にどうぞ!


二日目は定点調査。(6/23*金)

2017-06-24 | 野鳥大好き!


今朝も昨日と同じ3時半に起床して集合場所へ。
朝陽が赤くてきれいでした。



昨日は二手に分かれて調査。
私は歩いてルートセンサスも行ったのですが
この日は松林を見渡して一人で朝の5時40分から
午後13時まで、ずっと同じ場所で定点観察をしました。
私にとってこれまでで一番長い時間の定点観察でした。
まるで修行のような時間でした!
観察し続けましたが目的の鳥の姿は観察できませんでした。
他の二人の観察者も違う位置で観察していたので
三点のポイントで観察したのでした。



車を停めた近くの電線にホオジロやカワラヒワ、
ムクドリ、カワラバトがとまって鳴いていましたが、
普段は観察する事のないカワラバトが何度も飛んで来たので
観察するはめになりました。この2羽がペアらしく、
羽づくろいをしあって仲睦まじい様子でした。



途中、大きな音を立ててパラグライダーが飛んできました。
これも普段は興味がないので見ることはないのですが
観察していた松林の上を飛んだので見てしまいました。

右手の大きな畑では朝早くから農家の人たちが出入りして
農作業をしていました。途中で農協のトラクターがやって来て
土起こしをしたり畝を作っていました。
人参やスイカ、カブラや大根を作っているようでした。
この日、観察したのは身近な鳥15種。
海の方をマガンが二羽通過したらしいのですが、
私の場所からは確認できませんでした。
とにかく二日間の調査は終了。大変お疲れさまでした☆
調査仕事は本当に根気のいる仕事だと痛感しました。