しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

タイ・ボルネオの旅12 ~コタ・キナバルへ~

2013-04-28 | 生態系トラスト協会ニュース

*建築美に魅せられてそばまで歩いたクチン・モスク。

*ミルクコーヒー色したサラワク川。舟で向こう岸に渡る。
 川沿いに遊歩道があり散策するには景色のいいコース。

マレーシアに来て、最初はサラワク州のクチンという町に宿泊していました。
クチンはサラワク川のほとりにある町で、モスクなどコロニアル建築が
今でも町に残っている、歴史を感じる情緒豊かな町でした。
マレー語でクチンは「ネコ」を意味します。ネコの町としても有名な
クチンの町にはネコ博物館や街角に大きなネコの像なんかもありました。
今回はクチンの町を少し歩いただけでしたが、
もう少しまわってみたい興味深い町だと思いました。

そんなクチンの町ともお別れして、
4/9(火)の早朝、今度は国内線でサバ州のコタ・キナバルへ向いました。
コタ・キナバルでは、生態系トラスト協会でつながりのある
アリムさんがホテルに出迎えてくれました。

*コタ・キナバルでお世話になったアリムさん。
 多忙な中、とても親切にガイドしていただきました。
 12人の子どもがいるお父さんなのですって!


この日は、アリムさんの案内でアリムさんの職場である国立公園管理局に行って、
ボルネオと日本のネットワークづくりや建築予定の
ネイチャーセンターの展示協力などをお願いしました。



少し遅い昼食をアリムさんと4人で。メニューは、ラクサというマレー料理。
スパイスが利いていて地元の人が好んで食べるメニュー。
シーフードやお肉も入っていて美味。


次は、サバ博物館へ。時間がなかったのでさっとひと回りしました。

博物館入口には、多民族国家マレーシアらしい大きな看板が。


その後、ウエットランドというマングローブの水辺の公園に行きました。

ここでシロハラクイナを目撃!観察舎ではムナグロの群れを観察。

やっと少しのんびりとした時間を過ごせました。

*時々カワセミのブルーの姿がさっと通り過ぎていく。
 小雨が降り、夕暮れも近く、晴れた日にのんびりできたら
 とてもいい場所かもしれません。


夕方、アリムさんと別れて、夜はジャイカの鈴木さん、
海外青年協力隊でマレーシアに来ている不動田さんと
五人で顔合わせ&打ち合わせを兼ねた食事をしながら
その夜は過ぎていきました。

タイ・ボルネオの旅11 ~クバ博物館~

2013-04-28 | 生態系トラスト協会ニュース
マタン・ワイルドライフ・センター周辺では、
小さな生きものたちをあれこれ見つけました。
いつもの自分のフィールドを観察している視点と同じ視点で。
センター横の溝ではトンボが飛んでいました。
ぞくっとする美しいトンボを見つけました。

*日本では見たことのないトンボ。

*赤いトンボ。


*葉っぱが膨れてる。

*中をめくるとアリがいっぱい!葉の中に巣を作っていたアリ。


*アワフキムシの泡を見つけたのでアワの中から出してみました。

*吉田さんが泡の中に帰してくれました。


*葉の裏にいたスズメガの幼虫!しっぽの先まできれい。

*大きな梅貝のような大きさのカタツムリ。

*大きな葉の根元でガサゴソ音がしたので
 そっと覗いてみると、そこにはトカゲの顔がありました。

*小さな溝を覗き込むと変った魚が泳いでいました。

あちこちに生きものがいる風景。
私が子どもの頃の日本(金沢)もこんな雰囲気がまだ残っていました。
イトミミズがダンスしていた溝、石をめくるとオケラが出てきた、
大きなバッタに噛まれて泣いた日、トンボやセミやチョウ採り。
子どもたちが生きもの発見に夢中になった時代。
そんな幸せな時代を思い起こさせてくれる環境がここにはありました。


その後、マタン・ワイルドライフ・センターから戻ってから
ショッピングセンター内のレストランで昼食(私はワンタン麺)を食べて
クチンの町の中にあるクバ州の博物館に行きました。
自然史博物館、アートミュージアム、歴史博物館と
3つに分かれた施設をそれぞれ見学しました!


*ヤイロチョウの剥製なども展示されていました。

*ここで展示されているヤイロチョウの種類の目録。