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しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

10月の雲の表情。(10/13*金)

2017-10-13 | 自然大好き!


今日は県立図書館に借りていた本を返却。
先日能登に案内した遠藤公男さんの本も再読しました。
帰り道、雲の表情がとても魅力的だったので
帰宅してから自転車に乗って雲を見渡せる場所まで走ってみました。



雲の表情は変化し続けます。



雲が好きなので時々、空を見上げます。
空を見ていると、自分が地球という星で生きているのが分かります。



日常の細々としたことに追われる人の生活。
ともすると星で生きていることを忘れがちですが、
雲の表情はいつもそれを思い出させてくれます。

角間の里下見1。(10/2*月)

2017-10-02 | 自然大好き!


小雨降る朝でしたが、今日は10/14の自然観察会の下見に
スタッフの友人と出かけてきました。
冬はカモたちがやってくるこの池も
まだカルガモの姿だけでした。


キノコの姿もありました。
美味しそうなぬめりのある赤いキノコ。

今回は小さな谷間の田んぼのある場所まで歩きながら
鳥見や虫たちの観察をしながら
後半は水生生物の調査を行う予定です。


大きなお腹をしたクツワムシ♀は愛おしい。

小さな水辺にはオタマジャクシやカエル、
ヌマエビの姿もあり、満足できる下見となりました。


友人が差し入れてくれた栗入玄米おにぎりと
小粒の品種だというイチジクはどちらも素朴な味わいでした。
ごちそうさまでした〜☆

9月の医王山1。(9/23*土)

2017-09-23 | 自然大好き!


年に何度か訪れる山、医王山。
友人と歩きましたがそこで見つけたトリカブトの花、
美しい紫色と独特のフォルム。
これまで何度も訪れている山ですが、
トリカブトがここで咲いているとは知らなかったので
とても感激しました。





ひらひらと飛んでいたのはアサギマダラ。
目で追うと少し離れた枝に止まりました。



これもこの季節に会える花、センブリ。
これからもっと咲き出すようでした。



キツツキの声がして姿を探すといました!
アオゲラ♂が木の実を食べに来たようです。
いつ訪れても楽しい発見がいっぱいの山です。

久しぶりの天狗高原へ。(8/16*水)

2017-08-16 | 自然大好き!




オー先生や栃木県、長野県からの研究者をお見送りしてから
3年ぶりに天狗高原に調査も兼ねて出かけてきました。
途中、雨が降り出したので早めに帰ってきましたが、
ヒガラやソウシチョウ、ガビチョウなどを確認しました。
いつも確認できるホオアカを確認できずに残念!



ヤマホトトギスが咲いていました。



カルストの山の風力発電も懐かしい景色でした。

センターに帰って、今回のまとめをしています。
明日の夜には金沢に帰宅します。

台風一過の金沢・お散歩道。(8/9*水)

2017-08-09 | 自然大好き!


台風もすぎて曇り空の下をお散歩〜☆
大雨が降りましたが、金沢では大きな災害にならずにほっ!
最近はどこで何が起こってもおかしくない気候になっていますね。
しかし、遊歩道は小川のせせらぎ、
そう思って長靴で歩いたのは正解。
途中で雨が振り出したので傘をさす。



雨の中、走り込みの練習をしていた高校生たち。
本日の生きもの観察は高校生たちか?



雨が強くなってきたので、小さな休憩スペースに雨宿りすると、
先客さんはこのベッコウハゴロモ。
じっと雨が止むのを待っているようでした。



雨の中の森。



樹木の幹に雨が流れ伝う様を鑑賞。
雨の日にしか味わえない光景。
雨と樹木はなかなかお似合い。



キクラゲの仲間を見つけました。
これはシロキクラゲの仲間のハナビラニカワタケのようです。

明日から高知へ出張です。また観察したものなど、
また時間を見つけて高知県からアップしていきます☆

医王山、キゴ山へ2。(7/18*火)

2017-07-18 | 自然大好き!


マタタビ科のサルナシの実がたくさん
ぶら下がっていました。
青い実をひとつかじってみると青臭い香り。



個性的な形のこのきのこはイグチの仲間らしいが、
縦に割ってみると黄色い肉がみるみる青く変色。
後で調べてみるとイロガワリという名の食茸で、
昔からよく利用されているという。



オカトラノオの曲線美。



卵から生まれたような形はテングタケの仲間。
これは食茸のツルタケか。もちろん採取はせずに眺めて楽しむ。



こちらはコガネホウキタケ。
食茸となるものと毒のものと二種があるらしい。



ヤマガシュウの実。サルトリイバラの仲間、
よく似ているシオデよりずいぶん逞しい雰囲気。

ホトトギスやクロツグミの声を聞きながら
ランチタイムを楽しみました〜☆



医王山、キゴ山へ1。(7/17*月)

2017-07-17 | 自然大好き!


森の中から覗いた遠くの山々が美しい。
今日は、あまりの暑さに医王山の方に出かけました。
着いた途端、あまりの風の心地よさ、
歩きたかったコースを二カ所、歩きました。



最初に出会った生き物はこのウスバカゲロウ。
ひらひらと飛ぶ姿は独特で
羽は近くで見るととてもきれい。
このウスバカゲロウの幼虫はアリジゴクで知られている。



歩きながら摘んだのはこのワラビ。
昨夜の大雨のおかげか柔らかそうなワラビです。



おやおや、虫を食べたような糞に
個性的なシデムシが来ていました。
赤い部分に4つの黒点があるクロボシヒラタシデムシのようです。
シデムシの仲間は、お尻の先が出ているのが特徴ですね。



8月の自然観察会で歩くコースはここ。
雨の後のせいもあり、キノコがあちこちに出ていました。



大きなイモ虫はアケビコノハ。
黒色型は見たことがありますが、緑色型は初めてかも!
色は違ってもユーモラスな目玉模様は同じです。

自然史資料館で二回目のゼミ会。(6/24*土)

2017-06-24 | 自然大好き!


昨日は午後5時にメンバーが集合して、
石川県立自然史資料館で6月の角間里山ゼミ会を行いました。



まずは自己紹介をしたあと、4月からここの館長になられた
中村先生に館内ガイドをしていただきました。



展示室を熱心に見学するメンバーたち。



これはツキノワグマの頭蓋骨の標本です。



これは舳倉島で落鳥していたヤイロチョウ、コウライウグイス、
ナンヨウショウビンの剥製。



こちらはカンムリウミスズメの剥製。



最後に学芸員の方に化石の標本を見せていただいたり、
標本の磨き方をきいたりしました。
そしてこれはダイオウイカの標本で7月からの展示の
準備中のものを見せていただきました。

館内見学のあとは、今後の取り組みについての
話し合いを行いました。あっと云う間に過ぎた時間でした。
この資料館には何度かきたことがあるのですが、
やはり専門員の方の話を聞くととても面白かったです。
次回7月は、角間キャンパスの薬草園を訪れる予定です。
興味のある方は、ぜひご一緒にどうぞ!


雲の形。(6/7*水)

2017-06-07 | 自然大好き!


昨日は夕方にお散歩しましたが空がきれいでした。
雲の形がどんどん変わって不思議な形に変化していきました。



空を眺めていると地球という星に生きていることを実感します。
地球のありのままの自然から人間が誕生して、
自分たちの都合のいい便利な社会を築きながらここまで来ています。
時には他の生物を絶滅させてきました。
もはや、進歩はいいことばかりでなく
自分たちの未来までが危ういところまで来ています。
便利なものの裏側の危険を知りつつも
突き進んでいくしかないのでしょうか。

今朝は4時過ぎに起きて、野鳥観察をしてきました。
お目当ての声は聞けなかったけれど、
サシバの姿と声を久しぶりに聞きました。



声を聞いたという大きなクスノキを見上げて
アオバズク探しをしましたがここでは姿が見えなかったです。
この季節、野鳥観察が楽しい季節です☆



サンカヨウが咲く山。(5/12*金)

2017-05-12 | 自然大好き!


今日はチラシ配布したついでに足を伸ばして
お仲間と医王山を歩きました。
山の中に浮かぶログテラスは絵になります。



ここまで歩くと咲いているのはサンカヨウ。
深山の植物なので市内に近い場所では見られないお花です。



かわいい花をうっとりと眺めました。



小さなため池では、たくさんの
クロサンショウウオの卵がありました。



今年はこれが見納めになるかな。
初春から会い続けたキクザキイチゲが
ここではまだ群落で咲いていました。

クロツグミ、マミチャジナイが登山道に出てきて
エサを探していました。ツツドリの声が遠く近くで聞こえました。
コルリの声に立ち止まり、じっくりとその声を鑑賞しました。

2017・4月の角間里山ゼミ会。(4/26*水)

2017-04-26 | 自然大好き!


今日は2017年度の角間里山ゼミ会スタートの日。
4月の講師は、高橋久氏を迎えて、
テーマは「里山は河北潟から見たら流域」。
15人が金沢大学の会議室に集まって、
河北潟をテーマにした活動のお話などを聞きました。



お話のあとは、質疑応答でいくつかの質問があり、
それに高橋氏が応えて下さいました。
スタートにふさわしい、いい会となりました。



我家の地域は春まつりの時期なので、
アジの切り身を買ってきて、
久しぶりに押し寿司を作りました。
酢レンコンやサンショウの新葉を使った
春らしいお寿司となりました☆

牧場からキゴ山へ。(4/14*金)

2017-04-14 | 自然大好き!


今日は打合せで牧場に行きました。
この看板は私がデザインしたもので
評判が良いそうです、うれしいことです。
打合せ後は、周辺を歩こうと思っていたのに
お仲間から電話があり、今度はキゴ山に向いました。





広い山々が見える風景は壮観です。
観察会のガイドを頼まれたので、打合せのあとに
5人で下見歩きしました。

冬鳥のカシラダカがさえずっていました。
ヒバリの声をくぐもらせたような声でした。



もうじき、繁殖のために北に帰る準備のようです。


面白いシルエットだったので写してみました。
まるでイギリスのトラスト地のようだねと云ったら
お仲間たちが笑って同感してくれました。



石川門を通り過ぎて。(3/9*木)

2017-03-09 | 自然大好き!


今日は金沢市役所に用事があったので、
ついでにその近くのお客さまの名刺を届けに
テクテクテクと歩いていくことにしました。
体こなしのウォーキング。
昨夜も深夜まで仕事をしていたので疲れた〜!
我家から歩いて30分ちょうど、
その中間点にあるのが石川門や兼六園。



最近、金沢では着物姿の観光客が増えています。
新幹線効果で着物を着て古都金沢歩こう!っていう
商売が流行っているのかも。

石川門周辺はカラスのねぐらにもなっていて
カラスたちが集まって来ていました。



まるで冬に戻ったような天候の日々。
あのイワツバメたちはどうしているのだろうか?

ドラマ「洞窟おじさん」(2/23*木)

2017-02-23 | 自然大好き!


先日偶然NHKでやっていた「洞窟おじさん」という
ノンフィクションドラマを見始めたが、面白くて4話全部を観た。
もしこんなふうに生きたなら・・・と、なかなか考えさせられるドラマだった。
現代社会でありながら、あり得ないような生活。
山で田畑も持たずに自給自足の生活。お金に頼らない生き方、
人と関わらずに生きるということ、五感と情報のあり方など
いろんなテーマを観ている者に突きつけて来る実話ドラマだった。

あらすじは以下。

両親に虐待されて愛犬と家出。山奥の洞窟に隠れ住み、ヘビや木の実で食いつなぎ、自力でイノシシを狩ることを覚えた少年は、やがて、山の幸を売って金を稼ぐ知恵を身につけてゆきます。知り合ったホームレスから文字を学びます。偶然助けた女性に恋もしちゃいます。そんな想像を絶する人生を送りながら、43年間、たった一人で生き抜いてきた男。“発見”されたとき(平成15年!)は57歳になっていました。
ただ生きるために頭と体をフル稼働し、サバイバル技術を身につけていった“洞窟おじさん”。でも、その生き様は、どこか笑えて、どこか温かくて、どこか胸を打ちます。それは、その人生が、人との触れ合いを求める優しさに溢れているから。そんな洞窟おじさんに、折に触れ人々が手を差し伸べてくれたから。事実は小説より奇なり。実話をもとにした、ちょっと見たことの無いユニークなドラマが出来ました。

山を散策、ティータイム。(2/21*火)

2017-02-21 | 自然大好き!


雪が止んだ午後からは、
仕事の息抜きに友人と郊外の里山へ。
野鳥の声は少なく山の冬景色。
遠くの山がきれいでした。



あれこれおしゃべりしながら
最後にティータイムを楽しみました。





図書館で借りた10冊のうちの二冊。
最近、伊集院氏のエッセイを好んで読んでいますが
文章の中に人の生きる哀しみと潔さを感じます。
氏が味わって来た体験が現れてくるのでしょうね。