山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

クサボタン(草牡丹)

2014-08-08 18:36:05 | 双子葉離弁花

これも梓川沿いの遊歩道脇に咲いていたものですが、キンポウゲ科センニンソウ属で

クサボタンという植物です。

和名は漢字で書くと「草牡丹」ですが、この花の形からは、「オイ、これの何処がいったい牡丹なんだ」と

言われてしまいそうですが、実は、似ているのは、花ではなく葉の方だそうです。

 

花は地味な淡紫色で、2㌢前後の小さな花ですが、近付いて見ると先端はパーマをかけた

女性の髪形を連想させるように、開花するに従って外側にカールしているのが判ります。

ところで、この植物はキンポウゲ科ですが、キンポウゲ科のほとんどの花には花弁がありません。

実はこのカールしている花筒も、花弁状に萼が変化したものです。

 

茎は下部から中間にかけて、木本か草本か判らないほど木質化していますが、上部では

木質化していないところから、多年生草本(多年草)とされています。

クサボタン <キンポウゲ科 センニンソウ属> 多年草 

クサボタン

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