これも夏の信州路で必ずといっていいほど出逢う花のひとつです。
ソバナという名前を聞くと、ここが信州ということもあって蕎麦を連想してしまいそうですが
和名は漢字で書くと「岨菜」となり、この岨というのは切り立った崖のことで、そこに生える
山菜という意味になります。若い芽は山菜として食用にされます。
茎は細い割に長く、約1㍍ほどもあり、そのため直立せず釣り竿のように斜上しますが、
そこから吊り下がる淡紫色の花には独特の涼しげな風情があります。
花の色の濃淡には地域差があるようですが、上高地周辺のものには色の淡いものが
多いようです。
ソバナ <キキョウ科 ツリガネニンジン属> 多年草
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