山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

アカネ(茜)

2023-04-15 11:35:19 | 双子葉合弁花

アカネ科アカネ属の多年性蔓植物です。

根が古来より赤色の染料として使われ、アカネの名は「赤い根」に由来すると

も言われているようです。

蔓植物ながら茎には積極的に自分から他の植物などに巻き付くような仕組みはなく、茎の断面は

四角形で稜には疎に付く下向きの棘があり、他の植物に引っかかるかまたは地面を這って生育します。

葉は特徴のあるハート型で4枚の葉が輪生し、葉の裏面の脈上から葉柄にかけて

小さな逆向きの棘が生えています。

花期は8~9月で、葉わきから出た花序に径3~4mmの黄緑色の花が点々と咲きます。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 変異の多いマムシグサ(蝮草) | トップ | ムサシアブミ(武蔵鐙) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

双子葉合弁花」カテゴリの最新記事