山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

キキョウソウ(桔梗草)

2009-07-07 06:31:17 | 双子葉合弁花

キキョウソウ<キキョウ科 キキョウソウ属>


この花と最初に出逢ったのは、私達一家が京都市から現在の城陽市に移り住み、散歩コースとして

木津川河川敷を歩くようになった頃です。

当時はこの花も珍しかったものですが、いまでは河川敷を歩くと探すまでもなく目に止まるほどの

繁殖振りを見せています。

北アメリカ原産の帰化植物で、1931年に横浜市で最初の生息が報告されています。

このキキョウソウは春から5月にかけて、茎の下部に閉鎖花を形成し、その中で種子を造ります。

その後、6月初めから上部に開放花を咲かせて遺伝子交換を行いますが、これは普通の花

とは全く逆のパターンです。





コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヨウシュヤマゴボウ(洋種山... | トップ | よく見る蛾の仲間~木津川河川敷 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
外来種は元気です (「大」@安達太良山麓)
2009-07-08 09:40:21
海外から来たものは動物・植物に限らず繁殖力旺盛で驚きます。
うちの周囲ではアライグマやハクビシンが増えて畑を荒らすので困ります。
以前は問題になったセイダカアワダチソウは最近は市民権を得たのか話題にならなくなっていますネ。
返信する
Unknown (指月山)
2009-07-08 18:33:12
やまぼうしさん、こんにちは
よく降りますね
キキョウソウは別名ダンダンキキョウでしたね
ヒナキキョウソウ、ヒナキキョウもあり紛らわしいですね
返信する
河川敷 (やまぼうし)
2009-07-08 21:57:46
「大」@安達太良山麓さん 今晩わ~
帰化植物が強いのは、順応性や繁殖力の優れたものだけが残るからでしょうね。
特に河川敷は広大な面積に人の手が入ることなく、帰化植物の育つ温床になっているようで
年々新たな帰化植物が登場し、独特の生態系が作られているように思われます。
今では帰化植物を無視しては、河川敷の自然は語れないようですね。
返信する
Unknown (やまぼうし)
2009-07-08 22:17:03
指月山さん 今晩わ~
最近、週末の天気予報は当たりませんねぇ~
まるでスポーツ新聞の競馬予想みたいです(笑)
雨予報で遠出を控えたら、結構2日間よい天気だったりして・・・
キキョウソウ、別名のダンダンギキョウの方が特徴をよく現しています。
ヒナギキョウも蕾はたくさんつきますが、開花するのは常に最上段の一輪だけみたいです。
返信する

コメントを投稿

双子葉合弁花」カテゴリの最新記事