山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ヒメウズ(姫烏頭)

2010-03-19 22:47:43 | 双子葉離弁花

職場近くの宇治川の土手に咲くヒメウズの花が盛りを迎えていました。

白い花弁に見えているのは萼片で長さ約5㍉ほど、花弁も5枚で、2.5ミリと目立たない小さな花です。

草丈は10㎝程で、うつむき加減の白い小さな花は清楚で可愛いものですが、少し泣かせ、

毎年撮ってはいますが、上手く撮れたという記憶はありません。

生育する土壌は礫を含む通気性の良い場所で、木の下などの半日陰の水分条件に恵まれた所が多いようです。

花後はキンポウゲ科特有の種子を稔らせますが、夏草が伸びてくる頃には、その陰で見えなくなってしまいます。

和名のウズは鳥帽(トリカブト)のことで、小さなトリカブトということです。


ヒメウズ<キンポウゲ科 ヒメウズ属>






コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シロバナホトケノザ(白花仏... | トップ | ショウジョウバカマ(猩々袴) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
姫烏頭 (指月山)
2010-03-20 18:57:18
ヒメウズは咲いていても、小さくて気付かないことが多いですね、でも覗き込んでみると なかなか趣のある花です。
しかししゃんとした花にはなかなかお目にかかれません、殆どがしおれ気味になっています、元々こんな花なのですかね
返信する
元気なのもありました (やまぼうし)
2010-03-20 19:49:16
指月山さん 今晩わ~
すいません、編集途中でした。中が見られる元気な花を見つけましたので
画像の差し替えと追加をしましたのでよろしく・・・
やはり花も元気なのがいいですね

返信する

コメントを投稿

双子葉離弁花」カテゴリの最新記事