山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

イワナシ (岩梨)

2011-03-27 17:39:50 | 植物(木本)

イワナシは山地~亜高山帯の礫質土壌の崖などに生えるツツジ科の小低木です。

関西での花期は通常4月末~5月中旬なので、この個体は少し早咲きということになります。

左の葉が虫食い状態でかなり傷んでいますが、これは去年の葉で、この時期は残念ながら
葉が全て無傷で揃っているものはほとんどありません。

 和名は夏に熟する直径1㌢ほどの果実が、梨の味に良く似ていることによります。


イワナシ <ツツジ科 イワナシ属>  常緑小低木


  ↓ 画像はクリックで大きくなりますイワナシ

  

 

  葉は革質で固く、縁に褐色の
  剛毛があります。

 花冠は淡紅色で釣鐘形、縁は
 5裂しています。
 
 茎は地面を這って伸び、上に
 は伸びませんが、低いながら
 樹木(木本)に分類されます

  

 

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おひさしぶりです。 (「大」@安達太良山麓)
2011-03-28 20:08:32
だいぶ早咲きですネ。
尾瀬は6月初旬ですよ。
今年の福島はメチャメチャなので阿武隈山地の山歩きは原発問題で行けそうにありません・・・
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原発事故 (やまぼうし)
2011-03-29 06:52:26
「大」さん お久しぶりです
京都では昨日、桜が開花しました。
山でも小さな花が少しづつ顔を見せ始めています。
いよいよ春本番ですが、東北の悲惨な状況を見ると気が重くなります。
特に福島原発事故の趨勢は何より気懸りです。
農業を主体とした人々の生活の立て直しはどうなるのか?
これまで絶対安全を標榜していた東電や政府は何てことしてくれたんでしょうね
とにかく、今は放射能汚染がこれ以上広がらないよう祈るばかりです。
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