まだ暗い水主神社の森に朝の陽が差し込み、白い花を輝かせていました。
サザンカ <ツバキ科 ツバキ属> 常緑小高木
ツバキ科の樹木では、ヤブツバキなどに先駆けて一番早く咲くのがこのサザンカです。
サザンカは日本特産種のツバキで、画像のものは花弁が二重(ふたえ)であるところを見ると
園芸種として改良されたものでしょう。園芸種ではこの他に、シシガシラなどの八重咲き
や斑入りのものなどが多数が作られていますが、どちらかと言うと赤色系が主流。
原種のサザンカは基本的に一重咲きで、花弁は5個です。
多数ある雄蕊はツバキの様に筒状に合着せず、また花弁も基部で合着していないなどが
共通の特徴としてあげられます。