山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ハクモクレン (白木蓮)

2011-03-24 06:52:48 | 植物(木本)

モクレンとハクモクレンは、同じモクレン属で日本の山野に自生する、コブシやタムシバと異なり、
中国が原産地の渡来品種です。

渡来した年代は定かではありませんが、元禄時代に出版された園芸書「花譜」には
既にモクレンに関する記述があるそうですから、江戸時代前期かそれ以前と考えられます。

画像はハクモクレンで、この木は成長すると、大きいものでは10~15㍍の大木になります。
花には花弁が6個と、萼片が3個ありますが、花弁と萼片はどちらも長さ7~8㌢で
区別するのがちょっと困難です。

蕾の先が必ず北を向くという意味から、コンパスフラワーと呼ばれるそうですが、同じ木で
特定の方向に揃って咲く傾向は見られるものの、必ず北を向くということでもないようです。
因みに、この木ではほとんどの花が南を向いていました。

ハクモクレン <モクレン科 モクレン属>   落葉高木


  ↓ 画像はクリックで大きくなります

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 





  

 

 

 

 

 

コメント (2)
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