ヒメオドリコソウはヨーロッパ原産で、シソ科の帰化植物です。
東アジアや北米にも帰化して分布を広げましたが、日本では明治26年東京の駒場で初めて
生息が確認されています。現在では本州の関東以西、四国、九州の各地で雑草化しています。
和名は、オドリコソウを1㌢ほどに縮めたような花が咲くことによります。
茎の高さは10~15㌢程で、上部の葉は画像のように紅紫色に染まります。
花は葉の付け根から数個づつ輪状に付き、葉の間から顔をのぞかせます。
雰囲気は同じシソ科のホトケノザに似ていますが、頭頂部には花を付けません。
ヒメオドリコソウ <シソ科 オドリコソウ属> 越年草 帰化植物