goo blog サービス終了のお知らせ 

山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

カナメモチ(要黐)の果実

2010-11-20 18:06:49 | 被子植物離弁花

カナメモチと言うと一般家庭の植垣や公園に植栽され、上部に1年中赤い若葉を付けて
いるものを想像なさる方が多いと思います。

しかし植栽されている品種の多くはニュージランドで交雑育成されたベニカナメモチか
アメリカでカナメモチとオオカナメモチの交配によって作成されたレッドロビンである
ことが多いようです。
在来の自生種では今の時期にあのように派手な赤い若葉を見ることはできません。

果実は4㍉程度の大きさで、色はモチノキ科のモチノキやウメモドキに比べて
やや地味な色合いをしています。

尚、名前に”モチ”が付くことから、モチノキ科の樹木と誤解されそうですが
この木はバラ科に属しています。



カナメモチ <バラ科 カナメモチ属>  常緑小高木



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする