慌ただしい人の流れに紛れながら、時が足早に通り過ぎていくようです。
不景気が続く今日この頃ですが、歳の瀬ともなれば、やはり気忙しいものがあります。
気が付けば、今日はクリスマス、今年もあと6日となりました。
去年の夏に息子が結婚して家を出たので、我が家は2回目の静かなお正月が迎えられそうです。
その息子にも、2月には男の子が誕生することになりました。
私にとっては初孫・・・人生の歯車がまた大きく動き出そうとしています。
ところで、先日、芦生原生林に行ったときに立ち寄った「はーばりすとくらぶ・美山」のオーナー
浅野目誠和氏から頂いたJ・A・P(japan adventure project)の会報 「VOICE」の記事に
アメリカ教育学会の文面として紹介されていたものに、こんなものがありました。
「厳しくも美しい自然に祝福された事のある者は美術、詩、音楽、小説、デザイン等々に
幼少の頃の感性が呼び戻されて良い作品が生まれる」・・・というものです。
最近、0才からの英語教育などに代表される、行き過ぎた早期教育によって起こる
幼児の発達障害が批判され始めましたが、この一文は、私達に幼少期の自然との触れ合いが、
人間としての豊かな感性を育む上で、如何に大切なものであるかを教えています。
さて、前置きが長くなりましたが、本日の画像は、シマカンギクです。
山地や山麓の日当たりの良い所に生える多年草ですが、名前が示すように、寒くなってからも
咲いているのが良く見られます。
画像のものは、井手町野外活動センターに向かう府道の法面に咲いていたもので、
おそらく以前に法面緑化の一環として植栽されたものだと思います。
したがって、本来の意味から言うと自生ではありません。
関西の自生地では、六甲山系の再度山が有名です。
シマカンギク<キク科 キク属> 別名アブラギク