山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

タネツケバナ (種漬け花)

2008-12-24 06:40:28 | 双子葉離弁花

この草も昨日のオランダミミナグサと同様、本来の花期は4~6月ごろです。
種漬け花の名前は、春になって苗代に蒔く種籾を水に漬ける頃に咲くのでこう呼ばれてきました。
昔は農作業をする上で、この花は大切な花暦にもなっていた様です。
しかし、最近の異常な気候変化にはこの草もついていけず、今頃から咲いてしまっているようです。

タネツケバナ <アブラナ科 タネツケバナ属>


この水掻きを付けたような葉が特徴ですが、これが単葉か複葉かというのが議論されているようです。
羽状複葉とか、複葉の様な単葉とか見る図鑑によって違った表示がされています。

コメント
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