山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

冬田の住人達

2008-12-18 06:55:39 | Weblog
私と家族が京都市からこの城陽市に移り住んでから既に30年になります。

最初は見るのも珍しかったこれらの鳥達も一年中見ていると、すっかりお馴染みになりました。

それに伴って、夏の間は彼等の存在すら気にしなくなっています。

ところが稲刈りが終わり、回りに見る花もないこの季節になると俄然、彼等の姿へ目がいきます。



観察の回を重ねる毎に彼等の行動についての雑学が身についてきます。

ケリは縄張り意識が非常に強い鳥で、自分の縄張りに他の鳥が入ってくることを絶対許しません

カラスやトビなど、自分より遥かに大きな相手にも猛然と向かっていきます。そして相手が去るまで攻撃を続けます。

正面から撮影したかったのですが、この時は隣の田に居たカラスを眼光鋭く睨み付けていました。

これとは対照的に、サギの仲間は肉食をする鳥にしては、他の鳥と折り合いがよく、コサギとアオサギは木津川の

対岸の同じ木で、コロニーを形成しています。これといったトラブルはないようです。


コサギは通常、単独で行動します。昆虫やドジョウを捕える作戦は基本的には待ち伏せ、辛抱強く

チャンスを待ちます。



こちらのアオサギはペアリングが進んでいるようです。
コメント
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