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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

KじゃなくてC 国分寺『讃岐うどん irico』

2020年12月04日 | そば、うどん
いきなり告白するのもナンだが、私はかなり偏屈な人間である。
食べ物でも人間でも、嫌いな物(者)には見向きもせず、しかも一度イヤになると、半永久的に拒絶し続ける。
実生活だけでなく、著名人にも嫌いなヤツは多いが、その中でも特に嫌いなのがリカコ
タレントだかモデルだか知らないが、初めてこいつの存在を知ったときから一瞬で嫌いになり、
以後約30年間にわたり、わたくし正田が認定する「嫌いな人ランキング」では、常に上位をキープしている。
リカコがいかに不快で、憎悪すべき存在であるかは、わかる人はわかってくれるはずだし、
わからない人には、いくら説明しても理解してもらえないだろうから、ここでは説明しない。
そもそも、令和の時代にリカコの是非を問うたところで、大多数の方は「どうでもいい」と返答するだろうし(苦笑)。
だが、世の移り変わりに関係なく、「オレはリカコを許さない!」と訴え続けるつもりだ。

わざわざ一人称を「オレ」にした、どうでもいい意思表示からスタートした今回のブログだが、
タイトルでもわかるとおり、本題は国分寺のうどん店『irico』さんだ。
 ※お店の名刺

初めて訪れたのは今から2年ほど前。なかなか美味しいうどんを出すとの評判を聞き、しかも閉店が23時(注:当時)と、
うどん屋さんにしては遅くまで営業しているため、別の店で飲んだ帰りに立ち寄ったのだ。
店名の由来は、讃岐うどんでおなじみ「イリコ出汁」だろうが、私個人が最初に思ったのが、
「なぜイリコのコをkoでなくcoにするんだ!?」であった。
RIKACO名義で活動するリカコのせいで、コをcoで表記するお店にも嫌悪感を抱く私。もはや病気だ。
まさか、店主はヤツのファンでは…と恐る恐る(?)入店してみると、店内はダイニングバーのような雰囲気。
だが、入口近くには製麺スペースがあり、間違いなくうどん店だ。
女性店員に「かけうどん」570円と「鳥天」250円を注文すると、タイミングがよかったのか、すぐに出てきた。


酔っていたからかもしれないが、屋号にもなった「イリコ出汁」の香りは、さほど感じられず。


個人的には、十条の『いわい』さんのような、ブワァーっと香り立つタイプが好きなんだけどね。
うどん自体も、都内の「讃岐」を名乗るお店と比較すると、コシはそれほど強くない。
かけうどんは無難な味であったが、大きめサイズの鳥天がなかなかウマく、そちらの方が印象に残った。
卓上メニューを見てみると、豆乳やトマトなどを用いた、創作うどんも得意なようなので、
次回はそれを試そうと思い、この日はお会計。レジ担当は、厨房にいた店主と思われる男性。
「まさか、リカコ好きじゃないですよね?」と、人見知りの私が聞けるはずもなく、この日は黙って退散。

2度目の訪問では、「和風カルボナーラうどん」900円をオーダー。


出汁にクリームを合わせ、ネギ、海苔、鰹節を振りかけた、まさに和風カルボナーラだ。
途中で、愛しの玉子ちゃんをやさしく崩し、うどんやベーコンと絡めたら…当然ウマいに決まってる。


最初と2度目は、酩酊程度だったが、3度目は申しわけないことに、かなり泥酔した状態で入店。
閉店に近い時間だったはずだが、カウンター席は埋まっており、テーブル席に案内された。
注文したのは、季節限定の「特製カレーうどん」900円に、最初の訪問で好印象だった「鳥天」を追加。


鳥天は期待とおり、この日もジューシーかつビッグで美味。


カレーうどんは、具だくさんのカレーソースをたっぷりかけた、私好みのトロトロタイプ。


いかんせん泥酔していたので、味の記憶はないのだが、美味しかったのは間違いない。
なぜなら、途中で「白ご飯」130円と「温泉たまご」100円を追加していたから。


その後は、鳥天やらカレーを乗せて、さらには混ぜたりして「自家製カレーめし」を撮影。
画像自体はあまり美しくないので↓縮小サイズで。ただし、酔っていた割には残さず全部たいらげたよ。
    ※クリックで大きくなる

さて、iricoさんにはここまで、3度利用させてもらった。
その後はコロナもあり、だいぶご無沙汰してしまったが、先日久々に、シラフで入店してみた。
まずはおでんでビールを飲む。瓶ビールはエビスの中で600円。
ドリンク類は他にも、生ビールに酎ハイ各種、さらに日本酒、焼酎などいろいろ揃っているようだ。
冬季限定だと思うおでんからは、「玉子」150円、「焼きちくわ」150円、「牛スジ」200円を選択。

※おでんは、6種で800円のお得なセットもあった

うどんと比べると、おでん出汁は塩分控えめ。ここにうどんを入れてもウマいだろうね。
シメは、つけ汁を試したかったので、冷たい「ざるうどん」570円を避け、「釜揚げうどん」680円を。


お湯に浸かっているから、最後まで温かい。やっぱり寒い時期は「釜揚げ」がいいね!
うどんは柔らかめで、讃岐らしくない気もしたが、ツユに浸すのにちょうどよい長さであった。
「うどんにはこだわってます」と大口叩いておきながら、妙に長くて食べづらい有名店もあるからね。
ツユは濃いめで、残ったお湯を入れて飲もうかと思ったけど、お行儀悪いかな、と遠慮した。
この日は、“香川の伝統料理”との説明書きがあった、「いりこ飯」480円も頼んでみた。


さっきのカレーうどんに追加した、白ご飯と同じサイズの小さいお茶碗に盛られ、
いりこ煮干しの他、アサリ、人参、ゴボウなどが入る混ぜご飯だ。


うどんのお供に最適だけど、量が少ないのに一般的な牛丼より高いのがちょっと不満かな。

さて、最初の方でボヤいた、「屋号のコをcoと表記する問題」だが、
男性店主は、外見から判断すると若く、リカコを知らない、あるいは興味ない世代の可能性が高い。
店主とはいまだに、注文以外の会話をしたことのない私が、「coの理由」を質問できるわけもなく、結局謎のままだ。
そもそも、いまどきcoでリカコを連想する私がおかしい。ある意味、ファン以上にファンではないか(恥)。
まあ私は、絶対にあいつのファンにはならないし、そもそもお店もリカコとは関係ないと思うので、
ファンもアンチも、うどん好きならぜひ、iricoさんに行ってみてほしい。
さっきも書いたが、こちらのお店はバーのような落ち着ける雰囲気で、店主は若い男性。
私のブログでは珍しく、女性客にもオススメできるお店だ。

図々しく女性読者獲得を狙い、次回のテーマも「スイーツ」にする予定。
もちろん、豚の角煮とか甘口カレーなどではなく(笑)、ちゃんとしたスイーツなので乞うご期待!



讃岐うどん irico
東京都国分寺市本町2-22-2 第一鴨下ビル101
JR、西武線国分寺駅から徒歩約4分
営業時間 11時~15時、17時~23時
定休日 水

※12月17日までは21時LO、22時閉店です
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