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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

いつでも食べたい安ウマうどん 十条『いわい』

2019年07月03日 | そば、うどん
昨日、7月2日は「うどんの日」だったようで。みなさんはご存知だっただろうか?
にわかうどんファンの私は、もちろん知らなかった。知ってたら食べていたのに。
まあ、うどんの日だろうがナンだろうが、いつでも食べたいうどん屋さんは、いくつか知ってる。
そのうちのひとつが今回紹介する、十条の讃岐うどん店『いわい』さん。
こちらのお店は、以前紹介した、東村山の『こげら』さん(ここも名店!)の師匠にあたるそうで。
    
※上記写真は「こげらセット」500円。安い!

初めて行ったのは数ヶ月前。過去に立ち寄った記憶のない、埼京線の十条駅で下車。
にぎやかな商店街の途中で左折し、しばらく歩いていくと、『いわい』さんがみつかった。
店内は近所のご夫婦や家族客がつめかけていたが、運よく、カウンター席がひとつだけ空いていたので着席。
壁に掲示してあるメニュー札の他、ホワイトボードには日替わりのおつまみメニューも記載してあった。
とりあえずは、ビンビール500円に、おつまみとして「コロッケ」100円と「とり天」150円を注文。


周囲を見回すと、日替わりメニューのお刺身盛り合わせで飲んでいるお客さんが結構いた。
ビールを飲み終わる頃、うどんを追加しようかと顔を上げたら、厨房の店主がすぐに気づき、
「なにかご注文でしょうか!?」と声をかけてくれた。忙しくても、ちゃんと客の方に注意を払っているのはさすが人気店。
頼んだのは、一番ベーシックだと思われる、「かけうどん小」300円をひやあつ(冷たい麺に温かいツユ)で。
タイミングがよかったのか、すぐに出てきたのがこちら。


黄金色のツユをひと口飲んでみたところ、いりこダシの香りが強い!
こんなに芳香をダイレクトに感じる讃岐うどんは、個人的には初めて。
擬音で例えると、フワ~ではなくブワァ~! だ。単に文字を大きくしただけ? と指摘されそうだが。
ムチっとした歯触りの自家製麺との絡みもよく、ガツガツズルズルと、あっという間に食べてしまった。
こげらさんと同様、師匠のうどんもやはり安くてウマいではないか!

せっかくなので、今度は「ざるうどん」を追加しようかと考えていたところ、
周囲のお客さんたちが、赤茶色のタレがかかった、謎のうどんを食べている。
美味しそうだったので、すかさず店主に「私にもあれをください」と注文。
出てきたのがこちら。正式名称は「スパイシートマトキーマカレーうどん」500円であった。


日替わりうどんの記載は店内にはなく、入口ドアに貼紙があるだけなので、気付かなかった(笑)。
例のいい匂いのするダシはかかってないが、こちらの商品も素晴らしい商品だ。
トマト+キーマカレーで、ミートソースのような味わいになるのだが、このソースが昔懐かしい味で、
かつて立川にあった、『サンモリノ』というお店のミートソースに似ているのだ。※ローカルネタでごめん
モチモチうどんとの相性も抜群で、卓上の七味と生姜を加えて、味を変えてもイケる。


日替わりでなく、レギュラーメニューにしてほしいくらいだよ。
人気店にもかかわらず店主の応対もよかったし、いわいさんには今後も通いつめよう…と決意。

次回訪問時は、友人と一緒に。祭日の昼間だったので、店頭には長い行列ができていた。
まずはやっぱり天ぷら(舞茸、れんこん、とり)で一杯飲んでから、


私は「ゆだめうどん小」300円と「いなりずし」100円。ゆだめは「ざる」の麺が温かいバージョンね。


友人は「とろろめし」100円と「ひやひやうどん」の中…だったかな?


書き忘れていたが、こちらは基本のうどんは「かけ」(あつ×ひやなど3種)「ざる」「ゆだめ」「しょうゆ」とあり、
すべて小が300円、中が400円、大が500円と、わかりやすい価格設定だ。
ゆだめのダシは、ざると同様の黒くて濃いツユ。お湯に入った麺は、柔らかくむっちりしている。
友人はうどんもさることながら、「とろろめし、これで100円とは安い!」と絶賛していた。

その後も何度か通ったが、「食べログ」の営業時間を信用し、営業していない夜に行ってしまったこともあった。
これも食べロガーのせいだな(←そうか?)。現在、夜の営業は金・土だけ! 


上記写真は、行ったら閉まってて、ションボリしながら撮影した店頭の看板だ。皆さんも覚えておくように!

いわいさんは最近、お店から徒歩20分くらい(推定。私は迷って40分かかった)の場所に、支店を出した。
店名は『いわい製麺』。最寄り駅は都営三田線・板橋本町駅。
本店との違いは、「麺が機械打ち」で、客が運ぶ「セルフ形式」だということ。
その分、天ぷらはほぼ100円、うどんは小中大すべて400円とお手頃価格だ。
ここでも、冷蔵庫から自ら取り出した缶ビール300円を、「ちくわ天」と「とり天」(デカい!)をツマミに飲む。

※天ぷらがデカすぎてハサミを使用するのは、こげらさんと同様

うどんは「ぬるいうどん」の中を選択。ぬるい=ひやあつだ。


ツユは相変わらの香しさで、麺の太さがそろっているのは、機械打ちならでは。
私自身は、個性的な手打ちも好きだけど、均一な機械打ちも悪くないと思う。というか、どっちも好きだね。
支店は、平日の夜もやってるし、本店ほどは混んでなかったので(今は混んでるかも)、気軽に飲みにいけそうだ。

最後に紹介するのは、先日『こげら』さんで提供していた、『いわい』さんのうどんとのコラボ商品(?)。


こげら店主が、いわい店主に分けてもらった麺を合い盛りにしており、右側の太い方が「こげら」で、左が「いわい」。
双方のうどんを、こげらさんの「ざる」用つけダレに浸して食べた。

※こちらは「いわいうどん」


※こちらが「こげらうどん」

ごらんの通り、うどんの太さの違いは歴然。もちろん、歯ざわりや塩加減も同じではない。
安くてウマいのは師弟共通だが、麺やダシは当然、お店によって少しずつ異なるようだ。
イヤ~うどんって、奥が深いねえ
うどんファンを宣言してから約2年。そろそろ讃岐うどんの本場・四国に行ってみようかね。



讃岐うどん いわい
東京都北区上十条3-28-7
JR十条駅から徒歩約5分
営業時間 火~木 10時半~14時半、金、土 10時半~14時半、17時半~21時、日 10時~15時
定休日 月
※支店の『いわい製麺』の住所は、東京都板橋区清水町5-11
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