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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

選抜高校野球 日大三-履正社戦

2017年04月04日 | 高校野球
3月19日に開幕した、第89回選抜高校野球大会。
我が母校・日大三の試合は、大会初日の第二試合。
観戦前に、ガソリンを入れるべく、早朝から西成区の立ち飲み屋『難波屋』へ行ったところ、
店のオバハンに怒られ退散し(前々回の日記参照)、今度は新世界の立ち飲み屋『福政』へ。
こちらは、居酒屋では珍しく、モーニングサービスを実施している。
モーニングといえば、喫茶店ならコーヒーに玉子とトーストが付いたりするのが普通だが、
こちらのお店は、生ビールに玉子と塩昆布が付く(笑)


価格は350円と、確かにモーニング価格。なお、玉子は半熟で美味しかったよ。
気分の良くなったところで、いよいよ甲子園に向かう。

球場に着いたのが第一試合の途中。さすがは開幕日だけあって、満員で入場できず、場外で待つことに。


私が甲子園場外で並ぶのは2回目だが、2回とも前の試合が延長になり、長時間待たされた。
今回は春なのでまだマシだったが、以前、真夏の炎天下で並ばされたときは、倒れそうになった。
ようやく第一試合が終わり、一塁側アルプス席に座ることができたのは、試合開始予定時間の50分後。


東西の実力校同士の対決とあって、場内は第一試合より混雑している様子。
三塁側スタンドには、履正社のRを形どった、黄色い人文字が。


甲子園の人文字といえば…高校野球ファンとして、名門PL学園の復活を願ってやまない

試合展開や内容については、散々報じられているので、詳細はあえて触れない。
一応、場内スコアボードの写真を掲載しておく。


7点差付けられたけど、ヒットは日大三の方が多かった。以下で、私個人の考えを記しておく。

○エース櫻井はよく頑張った
開幕前の練習試合では不調だったので不安だったが、履正社相手に8回までで5失点は及第では。
ただ、2ストライク0ボールなど、投手有利のカウントからの四球や被安打が目立ったのはもったいなかった。

○キャッチャーの津原も、ボールを逸らさぬよう頑張った
これまた、練習試合ではポロポロこぼしていたのに、本番ではしっかり、櫻井の球を止めていた。
8回には、一時同点となるタイムリー三塁打を放つなど攻守で活躍。あとは打者との駆け引きを覚えて欲しいね。

○金成は…まあ仕方ない
期待された長打は放てなかったが、名前や体格でマスコミが騒ぎすぎただけで、実際はあんなもんだ。
とりあえず、守りではファーストへの打球がなくて(=エラーされなくて)よかったよ

○9回表の履正社の6点目、あれはアウトだった!?
三遊間のヒットで、生還を狙う二塁ランナーを、好返球でアウトにしたかと思いきや。判定はセーフ。
アルプス席からもアウトに見えたが、一番近いところにいる球審がセーフだと言うのなら仕方ない。
キャッチャー津原のタッチ、というかアピールが若干甘かったかな? 
もっとも、ジャッジやタッチより問題なのは、あんなボテボテの打球をタイムリーにしてしまった、
三遊間の守備はどうなのよ? ということだ。
あの打球をアウトにできなくても、せめて内野で止めておけば、同点で二死一、三塁だったのに。
サードの井上(←実は巧くない)はともかく、ショート日置なら、捕れたような気がするのだが。
この日の彼は、昨秋の早実戦に続いてノーヒットだったから、ちょっと落ち込んでたのかなあ。

○あきらめが早い!
最大の問題はコレ。微妙なタイミングをセーフと判定され、5-6となった場面で、
それまで完璧に抑えていた相手主軸の安田に、初ヒットとなるタイムリーを浴び、5-7に。
確かに痛い失点だったが、まだ2点差だし、裏の攻撃は三番の櫻井からという好打順だ。
それなのに、心が折れたような散漫なプレイで、エラーやミスを重ねてしまい、まさかの大量失点。
2点差の時点では「まだまだ!」と声を出していた私も、さすがに7点も差を付けられては、ギブアップだ。
試合後、小倉監督も「安田君のタイムリーで決まっちゃいましたねえ…」というコメントを残したそうだが、
アンタがそれを言っちゃダメだろ!
ベンチでの様子は知らないけど、監督もやっぱり、ガッカリしちゃったのかな。
そんな監督の雰囲気を察したら、選手たちも当然あきらめるわな。

実際、履正社は決勝戦まで勝ち進んだわけだし、実力差は確かにあったんだろうが、
勝てなくもなかったのでは? というのが試合後の私の印象だ。

結果的に初戦敗退となってしまった選抜大会だが、日大三にとってはいいジンクスもある。
それは、春の大会でエラー絡みの失点で大敗したときは、夏の大会で全国制覇するというもの。
2001年は東福岡に3-8、2011年は九州国際大付に2-9とそれぞれ完敗しながら、
夏にも甲子園にやってきて、見事優勝を遂げている。
今年のメンバーはそこまで強くない気もするが、甲子園・春夏連続出場は、最低のノルマだ。

東京では、夏大会のシード権をかけた春季大会がすでに始まっている。
日大三の初戦は明日4月5日で、相手は都葛飾野。
まずはキッチリ勝利をおさめ、夏の全国制覇への第一歩としたいところだが。
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