茨城県の南部、龍ヶ崎市には、常磐線龍ヶ崎市駅から市街地の中央部までの
距離4.5kmのデイーゼル鉄道がある。
関東鉄道の龍ヶ崎線である。JRと区別して関鉄とか龍鉄と呼んでいる。
市外からJRで来た人は、JR龍ヶ崎市駅で降り、すぐ前の関鉄佐貫駅から関鉄線に乗り、
龍ヶ崎市中央部の龍ヶ崎駅で降りる。コースは単純であるが、呼び方はややこしい。
関鉄線は、住宅街の中や、田畑の中を通って行く。
平日の朝夕は二両編成であるが、その他の時は一両で運転している。
水田や畑の中を通るところもある。
白雲を映す水田地帯を通る風景も見られる。
花の咲く畑の中も通る。
ローカル色が豊かな路線で、市民にも親しまれている。
市内の写真愛好家や遠くのカメラマンも、時々カメラを向けている。