6月13日、久しぶりに牛久沼へ行き、白鳥の子供達の
様子を見た。
前日未明、台風5号は伊豆諸島南方を東方へ抜けたが、
台風一過とはならず、梅雨前線の影響で曇りがちであったが、
昼頃から、薄雲の切れ目に青空が出てきた。
水辺公園に来る二つの白鳥家族のうち、一方の両親と3
羽の子からなる家族は、行ったときには、対岸で、鵞鳥など
の縄張りの岸辺で、泳ぎ廻っていた。いずれも、元気そうで
あった。
鵞鳥たちは水から上がって避難していた。子供連れの白鳥
には近寄るな、と思っているようであった。
もう一方の母親と4羽の子からなる一家は、水辺公園奥
にいた。野菜や、パンなどを与えると喜んで食べていた。
生まれて1月半ほどになるが、ひよこのような雰囲気は
なくなり、骨格がごつごつとした感じになっていた。
しばらくして、高さ2メートルほどの岸辺の道に上がっ
てきた。羽繕いをしたり、草を食べたりしてくつろいでいた。
母親だけの家族ではあるが、子供達は何とか元気に育っ
ているようである。
その後、日中に2,3回行ったが、両家族には会えなか
った。しかし、6月30日早朝に行くと、久しぶりに両家族が
いた。
両親のいる家族は、入り江に来た。パンを与えると喜ん
で食べていた。
もう一方の母親だけの家族は、草地に上がり草を食べて
いた。どうも、もう一方との衝突を避けているようであった。
両方とも、今後も元気に、ちゃんと成鳥になればと願っ
ている。
7月8日、久しぶりに旧小貝川に行ってみた。ポンプ小
屋の近くに白鳥の家族がいた。
以前、5羽いた子供は3羽になっていた。
口笛を吹くと、岸辺に来た。パンや柔らかな草を与え
ると喜んで食べていた。