6月に入り、牛久沼の水辺公園にも子連れの白鳥の家族が来るようになった。
今年は、沼の水位が高く、巣を構えることが難しかったので、心配していたが、
巣の嵩上げをしたようで、通常より一カ月遅れくらいで、生まれたようである。
生まれたのは、6月初旬のようで、水辺公園から200mほど離れたところであり、
まだ子も小さいので、親の背に乗ってくると思い、早朝4時15分頃、見に行くと、
もう水辺公園に来ている。
それならばと、4時前に行くと、まだ薄暗いのに、遠くから白いものが現れ、
それが2羽の親鳥で、子は親の周りを一緒に泳いで来た。もう、親の背には、
乗らないようであった。
水辺公園へ来ると、岸辺で餌をもらって皆で食べる。
入り江になっているところにいることが多い。
餌をくれる人が来ていない時など、公園へ上がって草などを食べることもある。
そのうちに散歩の人や、犬を連れた人が来るようになると、水辺に戻って行く。
そこで、餌をくれる人のそばに行き、餌をもらう。
水辺には、餌のおこぼれを目当てにスズメなども来る。近づきすぎると、親鳥に追い払われる。
ここには、5羽の子がいる家族が来ているが、泊崎付近には子4羽の家族、茎崎橋付近には子4羽
の家族と、子1羽の家族がいる。
さらに、他にも卵を温めている番がいるので、増えることが期待される。
いずれも元気に育てばと思う。