春一番がとうに過ぎ、このまま雪が降ることなく冬が終わると思われた、ここ茨城県南地方で、2月27日、今シーズン初めて雪が降った。朝から雨が降っていたが、気温が下がってみぞれに変わり、10時頃から雪に変わった。
降ったのは、1~2センチ程度で、芝とか木の葉には積もったが、路面に積もることはなく、雪が地面に着くとそのまま溶けていた。
午後からは、再び雨に変わり、雪もあらかた溶けたが、温度はなかなか上がらず、寒い一日であった。
それでも、折角雪が降り、見ることができた雪景色であるから、それらしい所を求めて、近隣を歩いてみた。しかし、どんよりとした雲に覆われた灰色の景色で、暗い雰囲気の写真ばかりになってしまった。
庭の雪
パンジーも雪に埋もれ
公園の芝生や平らな畑には一面の雪が積もった
農園の雪
若柴公園
牛久沼にて
鵞鳥はなぜか草地に上がって集まっていた
雪降りの中、
いつもは騒々しいユリカモメがなぜか整然と並び、
白鳥や鴨もそれぞれ集まっていた
わずかな降雪であったが、それでも何となく冬らしさを感じたので、これで春を迎えられる、という気分になる。