某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

バブル バス。美女が裸身をくねらせる?

2014-09-11 01:57:31 | ちょっと面白い話
 転倒して左肩鎖骨を折った。2月に右手を手術してようやく両手満足になったのに、まだチット右手が痛いな、不自由だな、などと贅沢な事を言っているうちに、左手が使えなくなってしまった。こうなると右手も痛くなる。両手不満足。全治6週間といわれた。歳だからもっと長くかるだろう。参ったね。手が上がらないから吹矢の練習が出来ない。申し込んである秋の大会は全部キャンセル。せっかく優勝を狙ったのに夢に終わった。まるで錦織選手。誰かが俺の代わりに優勝して喜ぶだろう(出られないからなんでも言える。)
 風呂で上手く洗えないのが困る。特に背中が洗えない。ぼやいていたら、娘が「バブル・バスにすればいい」と教えてくれた。そのうち買ってきてくれるだろう。
 バブル・バスと聞いて思いだした話がある。随分前に読んだ団伊玖磨の『パイプのけむり』にあった話。続巻が山ほど出ているが、5冊目『またまたパイプのけむり』に「泡風呂」として載っていた。
 或る時、団伊玖磨がバブル・バス用の洗剤(?)を入手する。日本ではまだ珍しかったのだろう。風呂に入れたが、アメリカ映画にあるような具合に行かない。全然泡にならない。仕方なく、お湯に体を沈めたら、体を動かしたため少し泡がたった。「これだ!」と気がついた。以来、毎回風呂でオットセイ並みに体をくねらせては泡をたてて楽しんでいた。その頃、新珠美千代に会う機会があり、大威張りで「近頃バブル・バスをたのしんでいます」といったら、新珠さんが「あら、私も大好きです」と言ったそうだ。それを聞いて団はひそかに喜んだ「この美人が、風呂のなかで白い体をくねらせくねらせ泡をたてているのだ」と。凄くエロティックな妄想。団は楽しかったろう。 
コメント
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