児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

広島県府中

2006年05月31日 | アウトリーチ
昨日今日と広島県府中市内で、小中学校4校を回りました。
指揮の茂木大輔の語りはもう誰も疑う必要はないのですが、基本的な内容は同様とはいえ、4回ともきちんと入口を変え出口への経路を変え、とオーケストラのメンバーに同じ事を聴かせまいとしているのは見事です。音活は演奏家と子どもとの真剣勝負ですが、オケ活は指揮者とオケメンバーと子どもの真剣勝負。そういう意味では指揮者にはより洗練された高度な術が必要になります。
そのやりとりは言葉の端々にも現れていて、ドキとすることもあったけれど、非常に面白かった。
自分には文才はないと思うのですが、本当は、茂木さんとオケと子どものやりとりを、昔の、松平氏の「バレーボールの実況解説」風に、今起こっていることを説明してしまう、という人間的なやりとりが表現できれば本当に面白いと思う。まあ、どちらにしろ、演奏本体の事は書けないのですけどね。

今日は広島に帰ってきて、安芸区の山本さんと広響のかた、茂木さん徳久さん(Fg)とラ・ボエーム、じゃなかったボヘミアンという店でおいしいものを食べました。ここは、最後にお好み焼きが出るとは言えお好み焼き屋ではなく鉄板焼き屋です。おいしかった。その間、ほとんど独演会状態の茂木さんでありました。爆笑また爆笑。
明日はリハーサル、2,3日がコンサートです(人間的楽器学)。


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