富山県が行ったアートマ研修こコーディネーションを頼まれて、9月4,5日の2日高岡文化ホールで「普及啓発プログラムの計画と企画」という講座をやってきた。
富山県のホールの方とは何故か比較的たくさんおつきあいをしてきた。高岡は昔カザルスホールが出来て比較的すぐ、アコーディオンの御喜美江さんと一緒に行ったのが最初だし、黒部や入善にも何度もお邪魔していたが、ここ5年ほどいっていなかった。その間に新しい職員の方も増えて来ていて、今回12名のミニラボ形式(地域創造のラボを小ぶりにした感じのもの)で組み立てたが、10名は初めて会う人だと思う。私が話したあとで講師をお願いしたのは、黒部の鮫沢さん、入善の澤田君、高岡の山本広志さんの3人でそれぞれ自分たちのやってきたことの発表。そしてグループワークでは3つのグループそれぞれに彼らに入ってもらいアドヴァイスをしながらの組み立て。
鮫沢さんの黒部コラーレは関係者の数を圧倒的に増やしていく発想を継続している。入善コスモホールの澤田君はクァルテットエクセルシオとの10年のつきあいを再現してもらった感じの発表。演奏家とともに育っていくときの澤田君の覚悟と演奏家への発言はエクセルシオにとっても本当に刺激になったと聴いている。山本さんは,県の立場からあるべき姿を話してくれて、若い人には発見があったと思う。まあ富山にはそのくらい人材は居ると言うことも言えるし、それをどう継承していくかという課題もあるのだろう。
そのあと、田村緑さんの素材を活用して、田村さんがゲストで出る45分のラジオ番組を考えてもらうのだけれど、その場に田村さんは居ないので、資料のみにて組み立てなくてはならない。提案のあった曲目の音源と曲目解説、田村さんのプロフィールを事前に読んできてもらっていたのだけれど(これはみんなとてもまじめだったな。ラボではそこがいい加減なことも多いので・・・)
夕方から翌昼までにまとめてもらって、発表をしてそれを講師4名と田村さんで協議して優秀者を出そうと思ったのだけれど、どれも捨てがたく、結局25分番組に組み替えて3つを録ることになった。ここからが一気にダッシュしないと間に合わない時間。
舞台にはスタジオのセッティングとピアノがおいてあって、4人が協力し合いながら番組を収録していく。聴き手、キューを出す人、合づちをうつひと、進行をする人など組毎に自然と役割分担が出来ていくのはさすがにホール職員。特にこの県では普段から,企画も出来れば舞台も音響も照明も出来る職員を育てると言う方針なので、とっさのときの思い切りの良さとか、対処の仕方は本当に立派だと思う。それとともに、放送というのはかなりなプロ集団がいて動いているのだと言うことも実感できた。
全般に短くした反動でちょっと慌ただしい感じがしたが、一組だけじっくりと演奏が出来たな,と思える組もあり、みんな楽しそうにやってくれていたので,なかなか充実した会になったと思う。まあ私が楽をした感もあるが・・・
一番大変だったのは多分田村さんで、前日熊本の学校公演からかけつけ、3つの録音をして、翌日学校アウトリーチを2件、その翌日(今日ですね)11時半からのワンコインコンサートで85分くらいのコンサート(長い)という無茶なスケジュールをこなしてくれたのに感謝である。でも録音は楽しかったみたい。
面白そうなのでいずれラボでも・・・と思える手法である。
しかし、この一週間に3つの企画を任された2年目の櫛本さんがまあよく身体から動かしてやってくれたと思う。録音が出来てくるのが楽しみである。
次の写真は語る澤田誠(本人の許可無し)。
富山県のホールの方とは何故か比較的たくさんおつきあいをしてきた。高岡は昔カザルスホールが出来て比較的すぐ、アコーディオンの御喜美江さんと一緒に行ったのが最初だし、黒部や入善にも何度もお邪魔していたが、ここ5年ほどいっていなかった。その間に新しい職員の方も増えて来ていて、今回12名のミニラボ形式(地域創造のラボを小ぶりにした感じのもの)で組み立てたが、10名は初めて会う人だと思う。私が話したあとで講師をお願いしたのは、黒部の鮫沢さん、入善の澤田君、高岡の山本広志さんの3人でそれぞれ自分たちのやってきたことの発表。そしてグループワークでは3つのグループそれぞれに彼らに入ってもらいアドヴァイスをしながらの組み立て。
鮫沢さんの黒部コラーレは関係者の数を圧倒的に増やしていく発想を継続している。入善コスモホールの澤田君はクァルテットエクセルシオとの10年のつきあいを再現してもらった感じの発表。演奏家とともに育っていくときの澤田君の覚悟と演奏家への発言はエクセルシオにとっても本当に刺激になったと聴いている。山本さんは,県の立場からあるべき姿を話してくれて、若い人には発見があったと思う。まあ富山にはそのくらい人材は居ると言うことも言えるし、それをどう継承していくかという課題もあるのだろう。
そのあと、田村緑さんの素材を活用して、田村さんがゲストで出る45分のラジオ番組を考えてもらうのだけれど、その場に田村さんは居ないので、資料のみにて組み立てなくてはならない。提案のあった曲目の音源と曲目解説、田村さんのプロフィールを事前に読んできてもらっていたのだけれど(これはみんなとてもまじめだったな。ラボではそこがいい加減なことも多いので・・・)
夕方から翌昼までにまとめてもらって、発表をしてそれを講師4名と田村さんで協議して優秀者を出そうと思ったのだけれど、どれも捨てがたく、結局25分番組に組み替えて3つを録ることになった。ここからが一気にダッシュしないと間に合わない時間。
舞台にはスタジオのセッティングとピアノがおいてあって、4人が協力し合いながら番組を収録していく。聴き手、キューを出す人、合づちをうつひと、進行をする人など組毎に自然と役割分担が出来ていくのはさすがにホール職員。特にこの県では普段から,企画も出来れば舞台も音響も照明も出来る職員を育てると言う方針なので、とっさのときの思い切りの良さとか、対処の仕方は本当に立派だと思う。それとともに、放送というのはかなりなプロ集団がいて動いているのだと言うことも実感できた。
全般に短くした反動でちょっと慌ただしい感じがしたが、一組だけじっくりと演奏が出来たな,と思える組もあり、みんな楽しそうにやってくれていたので,なかなか充実した会になったと思う。まあ私が楽をした感もあるが・・・
一番大変だったのは多分田村さんで、前日熊本の学校公演からかけつけ、3つの録音をして、翌日学校アウトリーチを2件、その翌日(今日ですね)11時半からのワンコインコンサートで85分くらいのコンサート(長い)という無茶なスケジュールをこなしてくれたのに感謝である。でも録音は楽しかったみたい。
面白そうなのでいずれラボでも・・・と思える手法である。
しかし、この一週間に3つの企画を任された2年目の櫛本さんがまあよく身体から動かしてやってくれたと思う。録音が出来てくるのが楽しみである。
次の写真は語る澤田誠(本人の許可無し)。