昨日ヤマハホールでフランスの情景というコンサートがあり聞きに行ってきた。新しいヤマハホールは実は初めて。元々狭い場所なので旧のヤマハホールもロビー周りが狭いとかエレベーターが混むとか言うことはあったのだけれど、それを解消するまではいっていないようだ。帰りはエレベーターが混むので階段で下まで延々と下りてきたのだけれど、階段を下りながら昔もこうだったなあと懐かしく感じていた。とはいえ、コンサート用のホールとしてはきちんとした作りでヤマハの意地を感じる施設ではある。
このコンサートは小林美恵さんの企画なのだろうと思うのだけれど、昨年広島で共演してから小林さんは萩原麻未さんと共演する機会を探っていたと思われる。そのくらい昨年3月初めに共演したあとピアニストとしての萩原さんの音楽性に惚れ込んでいる感じだった。それが今回東京で実現したので、とても意欲的なプログラムを組んできたのだと思う。プーランクのソナタ、ミヨーの屋根の上の牡牛、休憩を挟んでメシアンの世の終わりのための四重奏曲というプログラム。小林さんはミヨーのような曲では大胆に崩す感じがあって個人的には好きなのだけれど、それをオーバードライブしそうな萩原さんの演奏もすばらしかった。でも白眉はメシアンでN響のクラリネットの松本健司さんとチェロの藤森亮一さんとの4人の演奏は久々に聴いた凄い演奏。この強烈なエネルギーはやはり小林さんから発しているのだろうなあ。それに応える方も凄いけれど・・・
こういうコンサートがためらわずに出来る東京という場所はやはり羨ましくもある。
このコンサートは小林美恵さんの企画なのだろうと思うのだけれど、昨年広島で共演してから小林さんは萩原麻未さんと共演する機会を探っていたと思われる。そのくらい昨年3月初めに共演したあとピアニストとしての萩原さんの音楽性に惚れ込んでいる感じだった。それが今回東京で実現したので、とても意欲的なプログラムを組んできたのだと思う。プーランクのソナタ、ミヨーの屋根の上の牡牛、休憩を挟んでメシアンの世の終わりのための四重奏曲というプログラム。小林さんはミヨーのような曲では大胆に崩す感じがあって個人的には好きなのだけれど、それをオーバードライブしそうな萩原さんの演奏もすばらしかった。でも白眉はメシアンでN響のクラリネットの松本健司さんとチェロの藤森亮一さんとの4人の演奏は久々に聴いた凄い演奏。この強烈なエネルギーはやはり小林さんから発しているのだろうなあ。それに応える方も凄いけれど・・・
こういうコンサートがためらわずに出来る東京という場所はやはり羨ましくもある。