いわきはちょうど桜が満開。写真はアリオスの楽屋口付近の桜。川沿いの桜も見事なものである。本当ならお昼休みなど長閑に散歩するのだろうけれど・・・
アリオスは建物の構造はなあ大丈夫のようだけれども、劇場、ホールの設備系,照明音響などはそれなりに痛みがあって、修理が必要とのことだ、さて、これからと言うところでまた直下型で大きな余震が2回来て、ちょっと雰囲気が変わった。少なくなった避難者がまた一気に増えた。避難所であることはやはり会館としての窓口業務も難しい。隣の市役所の痛みがかなり大きく仕事に差し障りができ、小ホールと練習場のある別館(旧音楽館)が予想以上に大丈夫だったため、急遽、そこに市民課とか共同課とか保険関係とかの部署が別館に来ることになった。大ホールや中劇場の修理日程もまだ先が判らない状態で、昨日8月末までの休館(貸出しをしない)を決めた。とはいえ、裏方のみんなは舞台照明音響の専門の業者さんが来て点検を始めているのでそれぞれ作業にかかりはじめている。慌てずゆったりと構えて少しづつ直していくことが、こういう時には大事なのだと思う。
地域を回り始めたスタッフも、余震の混乱を避け、ここ数日すこし動きを弱める状況になっている。並行して今年度の事業をどう見直すのが良いのか、と言う議論も行っている。有料の公演は大胆に減らす。アウトリーチなどの、教育、子ども、生活、市民活動をそれぞれ支援していくための地域に出向く事業をきちんと相手と対話しながら行っていくことは大事だとおもう。アーチストの協力は欠かせないが。
地震の度急は震度6中と大きい物でしたにも関らず
無傷とは昔のホールはしっかりと作ってあったので安心染ました 以上です