先々週は北九州響ホールで、先週は長崎ブリックホールでこの一年間それぞれアウトリーチ活動をしてきた演奏家たちのガラコンサートが行われた。おんかつの演奏家などキャリアのある人と地元の演奏家が同じ舞台に上がる(共演はなかなか難しいとしても)。
このスタイルは、同じ市町村で一定数以上のアウトリーチを行う場合、アウトリーチのような明確に普及的な意図をもった演奏ではなく、音楽できちんと勝負をできる場所を演奏家に持ってもらうための方法としては妥協的ではあるけれども悪くない方法だと思う。リサイタルだと聴き手の指向からどうしても普及的でわかりやすい演奏会になりがちなのだけれど、ガラ方式でのヴァラエティがあることで、帰って冒険的な曲もできるという面もある(そんなに単純ではないけれど)。
実際、どちらの会場も子ども連れが予想以上に多い割に、親子コンサートに時々見られる集中力の欠如もなく、いい感じでできたのが収穫。そんなことで、会場に足を運ぶ習慣がついてくれるといいのだけれど…。
特に地元の演奏家にとっては、他の人と比較される緊張感は意味があると思っている。理想を言えば、地元で小さな仕事でなく一人でリサイタルを組めるような実力(さまざまな意味で)を持ってもらうようにしていくことが大事なのだけれど、なかなかそういうわけにはいかないので・・・
このスタイルは、同じ市町村で一定数以上のアウトリーチを行う場合、アウトリーチのような明確に普及的な意図をもった演奏ではなく、音楽できちんと勝負をできる場所を演奏家に持ってもらうための方法としては妥協的ではあるけれども悪くない方法だと思う。リサイタルだと聴き手の指向からどうしても普及的でわかりやすい演奏会になりがちなのだけれど、ガラ方式でのヴァラエティがあることで、帰って冒険的な曲もできるという面もある(そんなに単純ではないけれど)。
実際、どちらの会場も子ども連れが予想以上に多い割に、親子コンサートに時々見られる集中力の欠如もなく、いい感じでできたのが収穫。そんなことで、会場に足を運ぶ習慣がついてくれるといいのだけれど…。
特に地元の演奏家にとっては、他の人と比較される緊張感は意味があると思っている。理想を言えば、地元で小さな仕事でなく一人でリサイタルを組めるような実力(さまざまな意味で)を持ってもらうようにしていくことが大事なのだけれど、なかなかそういうわけにはいかないので・・・