児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

北九州の演奏家

2010年01月25日 | 徒然
北九州の登録演奏家4組のアウトリーチ事業の2年間の登録が終わる。先週が最後のアクティビティで、市民センター4カ所と小学校1カ所で実施した。
北九州のアウトリーチも今年で4年目を終えるわけだけれど、4-5年というとそろそろ成果という果実をどう考えるか、ということを考えないといけない時期になっているのかもしれない。アウトリーチというのは意義は認めても成果の判定が難しい事業の一つかもしれないけれど、特に最近の目にみえる成果と言う意味では昨今の基準から言うと表面化しにくいと言うことはあるだろう。もう一つは、継続の問題。こういう事業は継続が大事というのは誰でも考えることだけれど、それが、どのように継続するかはあんまり考えられていないので、どこの時点で継続の意味が消えるのかが判別できない、ということがある。私はこれは通奏低音のようなものだと思っているので、その上にどんなメロディが乗っかってきても良いようにしてあるものだという感じはあるのだけれど、これを独立した一つの事業のように考えるのとはちがった感じ方があるのだろう。
しかし、2年間やってみて構成力に関してはみんな力をつけてきているし、自分でも考えがまとめられるようになってきているように思われる。もちろん、いろいろな意見があって、ここの部分については違った見方もできるのだけれど、まあ変な方向に行ってしまうことはないような安心感ができてきた。地域の音楽事情というのは、こういうやり方の中から少しづつ変化をしていくしかないのだろうけれども、今の時代の早さに間に合うのか・・・ということが一番心配の種である。
まあ、私を含めて当事者は充実感を感じているのだと思うけれどもどうだろうか・・・

児玉真


長崎

2010年01月12日 | 各地にて
寒波が来ているせいで長崎も寒い。長崎って南国のイメージがある人が居るけれども、裏日本ではあるので冬場は天気が良いとはかぎらない。
今回も夕方に長崎空港から市内に入ったら小雪がちらついていた。まあ明日はそんなに山の方ではないと思うので問題は無いと思うけれども・・・
明日から2日間宮本妥子さんと後藤由里子さんのアウトリーチ。今回は動物の謝肉祭だけではなく、民話の朗読とのコラボもやるので(久しぶりだ)楽しみ。
ただ、九州では寒波には弱いので学校でも暖房の効きとか気になるところである。
さっき二人とちゃんぽんを食べ、餃子をつまんで帰ってきたところ。しかし、長崎は本当に担当者がきちんとしているので安心。こういうのが続いていけば定着して私が来なくてもアウトリーチは成立するのだけれど、ここの場合直営館なのでいつ担当が変わるか分からない。そのときの心配があるのである。
昨年度今年度は本当にきちんとしていたし、一歩進めることができたように思うけれども(アウトリーチコーディネート講座も上手くいっているとおもう。ここまできっちりと考えてコーディネートしてくれるというのは、なかなかほかではできていないことだ。1月初めにも一つアクティビティがあったはずだけれど堂だったのだろうか?

あけまして

2010年01月05日 | 徒然
あけましておめでとうございます。本年もよろしく。
今年は4日が月曜なので始まりが早い感じがする。3日の夜からいわきに来ている。結局自宅の片付けも十分にできていない。このまま2月の確定申告事務になっていくかと思うとなんだか恐ろしい。
一応、年初は朝一番にアリオスにちゃんと行っていようと考えたのだけれど、結局多くのスタッフが休みを取っていて出勤しているのは半分に満たない人員。昨日の朝はちょっと肩すかしな感じ。とはいえ、みんな普段が忙しすぎるので仕方がないか・・・
東京に比べるといわきは寒い。温度以上に風があるせいか寒く感じる。空けていたせいもあるけれど部屋の暖房が効かないし、体も冷えているのでなんかずっと寒い感じだ。昨年は忙しかったので、一つ一つに充実した感じを持つ前に終わってしまう感じがあった。そんなわけで心もあんまり温かくないけどね。

今年は暦が戻ってくるので何とはなしに区切りたくなるのだけれど、正月に深川神明社(ここが家からは一番近い。町でいうと清澄は富岡八幡宮の方の管轄)のおみくじは、物事を急ぐのは良くない、今やっていることにじっくりと当たれ、というのが基本だった。まあ吉ではある。変化を求めず、今やっていることをきちんとやれということだろう。確かにそうかもしれないけれど、今がじっくりじゃないのだけれど・・・
まあ、旅人の役割はまだ続きそうだ。