幸田町のアウトリーチ環境整備事業。規模からいうと名称はちょっと大げさかもしれないのだけれど、町内6校の小学校に行ってもらう人を中京圏の演奏家に声をかけてオーディションで選抜し、研修して送り出す・・という事業。幸田の会館は小学校との関係がかなり良い状態になっていて、初めから行くところがほぼ決まっているのである意味ではわかりやすい。
前回は3年前にオーディションをしたのだけれど、比較的良い演奏家が集まった。そのあたりは中京圏の強いところだろう。弦楽器も管楽器も良い先生が来て指導などの活動をしているみたいだ。サックスの田中くんも「サックスも名古屋は盛り上がってますよ」と言っていたので、その意味でもこういう活動に繋がりやすいとも言えるだろう。
今回は金管5重奏とクラリネット四重奏。どちらも演奏は悪くない。金管のトランペット奏者は今年の音コン一位である。2月に小学校2年生のところに行って貰うのだけれど、そのための研修を今週の初めに2日間行った。
今回は私だけでなく楠瀬さんがいたので、初めにプログラムの作り方についての基本的な考え方を2時間ほどかけて話をしたあと、二組に分かれてプログラム作りをしていった。いわゆるミニフォーラム風。初日2時間、2日目2時間半ほどの話し合いは、人によってやり方は違うけれど、基本は「演奏家は何でこの曲を聴いてもらいたいのか」と言うことを突き詰めていく作業。そして、そのことを伝えるのに効果的な話を探し、順序と言い方を考えて行く。音楽もアウトリーチプランも時間の流れとともにあるわけだから、順序はとても大切である。
最後に実際にお互いに聞き合う時間を作った(簡単なランスルーである)が、この2グループは熱心なだけでなく、どちらもいわゆる「筋が良い」と言えると思う。2月が楽しみ。
幸田町では11月に愛知県の会館の方向けの研修会でも話したのだけれど、そのとき実演してくれたのはアンサンブルシェリー(木管5重奏)。大人向けではあったけれどきっちりした構成で出来ていたのは、3年間の成果かしら?
そのときにも話したのだけれど、こういう事は一つの町ではなくもう少し大きな規模で政策化すべきだと思うのだ。県とかが本気でやると地元の演奏家との新しい関係が出来ると思うのだけれど・・・。アウトリーチは、未だ(と言うべきだろう)演奏家を連れて行く仕組みを作るだけではダメで、演奏家のそのノウハウを獲得してもらう仕組みを平行して作らないと行けないと思う。幸田は小さい町なのにその意味では立派だと思う。
前回は3年前にオーディションをしたのだけれど、比較的良い演奏家が集まった。そのあたりは中京圏の強いところだろう。弦楽器も管楽器も良い先生が来て指導などの活動をしているみたいだ。サックスの田中くんも「サックスも名古屋は盛り上がってますよ」と言っていたので、その意味でもこういう活動に繋がりやすいとも言えるだろう。
今回は金管5重奏とクラリネット四重奏。どちらも演奏は悪くない。金管のトランペット奏者は今年の音コン一位である。2月に小学校2年生のところに行って貰うのだけれど、そのための研修を今週の初めに2日間行った。
今回は私だけでなく楠瀬さんがいたので、初めにプログラムの作り方についての基本的な考え方を2時間ほどかけて話をしたあと、二組に分かれてプログラム作りをしていった。いわゆるミニフォーラム風。初日2時間、2日目2時間半ほどの話し合いは、人によってやり方は違うけれど、基本は「演奏家は何でこの曲を聴いてもらいたいのか」と言うことを突き詰めていく作業。そして、そのことを伝えるのに効果的な話を探し、順序と言い方を考えて行く。音楽もアウトリーチプランも時間の流れとともにあるわけだから、順序はとても大切である。
最後に実際にお互いに聞き合う時間を作った(簡単なランスルーである)が、この2グループは熱心なだけでなく、どちらもいわゆる「筋が良い」と言えると思う。2月が楽しみ。
幸田町では11月に愛知県の会館の方向けの研修会でも話したのだけれど、そのとき実演してくれたのはアンサンブルシェリー(木管5重奏)。大人向けではあったけれどきっちりした構成で出来ていたのは、3年間の成果かしら?
そのときにも話したのだけれど、こういう事は一つの町ではなくもう少し大きな規模で政策化すべきだと思うのだ。県とかが本気でやると地元の演奏家との新しい関係が出来ると思うのだけれど・・・。アウトリーチは、未だ(と言うべきだろう)演奏家を連れて行く仕組みを作るだけではダメで、演奏家のそのノウハウを獲得してもらう仕組みを平行して作らないと行けないと思う。幸田は小さい町なのにその意味では立派だと思う。